Club Foot #11 【20-21 EPL 29節】アーセナルvsトッテナム
ELのオリンピアコス戦の勝利から中2日でのノースロンドンダービー。試合前からハプニングあったけど、コテンパンにやられた前回の借りを返せたと思う。
メンバー
規律違反による問題でエース・オーバメヤンが先発を外れ、ラカゼットがトップに。2列目にウーデゴール、スミス・ロウが共存する夢の布陣。ハプニングで組んだ布陣かもしれないが、個人的には結果的に二人が機能したのはラカゼットによる影響もあったと思う。ラカゼットは逆転ゴールとなるPKをしっかり決めて、勝利に貢献した。
スパーズはケインとソンのコンビに右サイドには調子を上げていると言われるベイルが先発。しかし、19分にソンが左足を痛めて早々にラメラと交代。ケインがフリックして裏へのソンのスプリントという形はものすごい脅威だったが、スパーズは強力な武器を失うことになった。ベイルはやたらレギロンへのサイドチェンジを通していたが縦への推進力は発揮できず。
North London is RED!
スパーズは1点目はラメラのトリッキーなゴールで先制。あそこでラボーナを選択するアイディアと技術は凄い。今度は後半ビハインドの状態でイエロー連発し退場してしまう。
数的有利に浮き足立つ
スパーズは数的不利になってから中盤省略&ダーティーな肉弾戦でガンガン前に圧力をかけてきて、浮き足立ってしまったアーセナルは一転して押し込まれる。パスミスで奪われたり、セーフティーにクリアしてもスパーズが拾うので押されっぱなし。数的有利なはずなのに、この時間めっちゃこわかった。しかしポストに救われる幸運やマガリャンイスのスーパークリアなどなんとか凌ぎ切る。FK、めっちゃ怖かったな。
ベストパフォーマンスのウーデゴール
アルテタの試合後のコメントどおり、ウーデゴールはアーセナル加入後ではベストパフォーマンスだったと思う。
「彼は本当にスタミナがあって、才能もある。そして、信じられない仕事量だ。それだけではなく、彼は頭がいい」
1点目は左サイドを圧倒していたティアニー&スミスロウで左サイドを抉ってマイナスクロスに飛び込んで決めたもの。インテリジェンスのあるスミスロウ、ラカゼット共にゴール以外にもチャンスを演出。また、守備でもコースカットでスパーズのビルドアップを限定。終盤には最前線に出てディフェンスをコントロールした。
あとは持続性
押されながらも最後まで気持ちで勝利を掴んだダービー。不安定さを克服することが大事。
ウーデゴール含む今日のメンバーの前線が機能したのは大きな収穫だけど、オーバが先発する場合の前線の組み合わせでまた悩むことになるだろう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?