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【EPL 16節】エバートン対マンチェスター・シティ

我が家のAmazonプライムビデオのおすすめに2年くらい出続けているジェズスの優しい笑顔が気になりすぎて、ついに先日鑑賞した『ALL OR NOTHING』。

印象に残ったシーン。(うろ覚え&要約)

シティーサポの兄ちゃん「俺たちはクラブやサポーターも家族みたいなんだ」
ユナイテッドサポのマダム「クラブやサポーターのあの雰囲気全てが嫌いよ!」

何だろう、兄ちゃんの余裕とマダムの焦ってる感じ。例えると、低学年のときは長年イケてない奴だと見下していたのに、学年が上がると突然垢抜けてきて、スクールカーストを一気に駆け上がり、いつの間にかイケてるグループ入りしている感覚。しかも学年が上がるとイケてるグループのメンバーも次々と入れ替わってきて、自分はこのままイケてるグループに残れるのか不安になっているので面白くない。トレーニングジャージの背中にいちいち「CITIZEN」とプリントされているのを見るたびに、1℃ずつ騰っていくものがあることは我々グーナーも同じ気持ち。

そんなシティーは現在連戦連勝状態になりプレミアリーグ首位を超絶爆進中。今回の相手はS級カルチョ講座のアンチェロッティ講師が率いる強豪エバートン。ここで一気に独走体制を築いて過密日程なのに四冠を目指す離れ業の地固めをしたいところ。最近戦術クラスタ界隈で話題騒然と同時に我々サッカー素人のワンダーウォールとなっている、カンセロロールなる謎の戦術を解き明かし、私も晴れてサッカーレビュアーの仲間入りを果たしたい。

スタメン

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年が明けるとともに突如現れ、9戦9発の大暴れでシティの独走に貢献したエースストライカー・ギュンドアンが前節の負傷により欠場。この日は好調のフォーデンが代わりにインサイドに入って中央はジェズス。ベンチにはデブライネが久々に復帰。これ、パワーダウンしてんのか?

試合経過

試合が始まると当たり前に圧倒的ポゼッションのシティに対して、この日のエバートンは構えて守るタイトなマンマーク守備。特にシティのIHにエバートンのCHがベッタリくっついてどこまでもついて行き仕事をさせない。左カンセロロールもイウォビがタイトにロールウィズイット。しかしシティIHへのマンマークで空いたスペースにはジェズスが降りてきてビルドアップに参加する場面が目立つ。背番号9の選手が偽9番をやる時代。

そんな中このところ絶好調でペップに釘刺されたフォーデンがこの日も先制ゴール。釘がもっと必要な模様。エバートンはある程度の前進は許しながらも奪えばリシャルソンに当てて素早いカウンターによりすぐさま追いつくというS級カルチョで前半を折り返す。

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エバートンはシティのIHにCHがひっぱられるためバイタルエリアが空いてしまい、シティに使われがにちなる。ベルナルドとマフレズのコンビで崩して決めた勝ち越し点もこのスペースを利用したもの。再度ビハインドになったエバートンはハメスを投入して反撃に出るも、逆にタイトだったマンマークがルーズになる。そして再びベルナルドにバイタルから崩されてしまい3点目。最後はデブライネを投入しシティが完勝した。

シティは過密日程で主力を欠きながらもしっかりと勝ち切る力強さを発揮し、完全に独創体制に入った。これで2位ユナイテッドとの勝ち点差は10。ちなみにアーセナルとは22。次節はついに直接対決。キャストノーシャドーとならぬようなんとか食らいついていきたい。

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