運命の1歳半健診 ②

こんにちは、てっちんです。
自閉症児しょうたろうの子育てを綴っています。  

今日は、前回からの続きのお話です。  

しょうたろうがお昼寝タイムのまま、
保健師さんとの面談の順番がまわってきました。  

「寝ちゃいましたか〜」と保健師さん。
保健師さんより、
お子さんは積み木を積み上げる事ができるかか、大人の質問に対して指差しで答えられるか、ワンワンなどの簡単な単語を話すかどうか、質問されます。  

保健師さんからの質問の数だけ、
「出来ないと思います」を繰り返す。  

しばしの間の後、保健師さんは、
「健診の最後に、心理士さんとの面談を準備しますので、お話をしてみませんか?」と提案。  

心理士さんとの面談で何が行われるかは分からないけれど、私たち親子は要アフターフォローなのだという事は、この時点で体感として私は理解できていました。  

「心理士さんとの面談、希望します」
しょうたろうは、ここに来ている多くの子ども達とは
違うんだ、という不安で頭が真っ白で、
短い返事を口にするのが精一杯でした。  

しょうたろうは ちょっと変わった子ではあるけれど、順調に育っていると思っていた私は、
この時初めて現実の一片を認識しました。

保健師さんとの面談が終わって待ち合いスペースへ戻ってくると、
大きな驚きが過ぎ去って強い疲労感だけを、ただただ感じていました。  

こうして振り返って綴ってみると、
あの時のいっぱいいっぱいな自分を優しくやさしくハグしてあげたい。  

「だいじょうぶだよ」と、
「道は準備されているよ」と、
声をかけてあげたい気分です。

行動を起こすためには、まずは現状の認識!
必要なステップなのです。

私の体験が、どなたかのお役にたてましたら嬉しいです。

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