息子が産まれた時のこと

こんにちは、てっちんです。  

しょうたろうが生まれたのは、初春の頃。
妊娠中は、初期のツワリがひどかった事と、
逆子に悩まされた事くらいで、順調な経過でした。  

逆子も臨月に入る頃にはなおり、予定日当日に体重3kg弱、吸引分娩で出生。  

しょうたろうは、とにかくクールな赤ちゃんでした。
あやしたり、ガラガラを目の前にかざしても、興味深そうにジーッと見つめて、そして目をそらす事が大半の反応。  

こちらからのアプローチに分かりやすいリアクションをする事が、今思うと少なかったと思います。  

でもその頃は、そういうクールな様子が面白くて可愛くて、「笑顔の少ない赤ちゃん珍しい、新鮮」と、さして深刻に思うことなく面白がっていました。  

身体的な発達は、1人座りまで順調だったのですが、そこから1歳になる位までずっと座ったままで、はいはいもしようとしませんでした。  

1日中バンボに座ったまま、何をするでもなく涼しい顔して過ごしている わった。  

絵本を読んでも、オモチャを使ってアプローチしても、テレビをつけても、興味を示さない しょうたろう。  

たまに笑うし、母親の私に抱っこされるのは好きだけど、後追いはしないし、お母さんが側にいなくても泣かないし、人見知りもしませんでした。

例えば私の友人とか、風邪ひいた時に行った小児科の看護師さんとか、
馴染みのない人に突然抱っこされても平気で、
私に抱っこされている時と同じ様に、
涼しい顔して抱っこされているしょうたろう。  

1人遊びの仕方といえば、絵本の1ページを色々な角度から、
とにかくひたすらジーーーーッとながめる。
ひたすらに真剣な表情で眺めまくる。  

なので、しょうたろうが気に入った絵本(のページ)は、
いつしか1枚1枚にちぎれてしまい、ちぎれた絵本のページを両手で持って、ジーッと眺めている様子が、
しょうたろうのいつもの光景となっていきました。  

この子、なんか不思議な子だ。
もしかして、アスペルガー症候群ってやつかも?? なんの根拠もないけれど、私の頭の中に、ふとそういう考えがひらめきました。
子どもが10ヶ月の頃でした。  

私の体験がどなたかのお役にたちましたら嬉しく思います。  

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