決断と覚悟について
はじめに、、
こんにちわ。
バッグと革製品のセレクトショップを運営しています。
ですが、もうすぐそれも過去の話になります。
5月末のテナント引き渡しをもって実店舗は閉店(終了)となります。
厳密に言うと実店舗を閉店してオンラインショップに関してはしばらく継続していくつもりなので事業としては残りますが^^;
今回は閉店を決断するにあたって、1年間悩んだのですがその間何を考え閉店を決断するに至ったのか、、そのあたりのコトについて書いていこうと思っており実際に書き始めていますが、下手な文章の上に思い入れが溢れて長文になってしまうので、出来るだけコンパクトにまとめていこうと思っております^^;
事業は覚悟で始まり、覚悟で終わる
“覚悟”って言うと大げさに聞こえちゃうかもしれないですが、私は12年この事業を継続してきたので胸を張って“覚悟”と言っちゃいます。
事業を継続していると、あらゆる場面で大なり小なりの覚悟を決めなければいけない場面に遭遇します。
・従業員を雇用する時
・お店を拡大する時、2号店をOPENする時
・外部からまとまったお金を借入する時
などなど、、
自営業って、決めたコトに対する責任は全部自分で取らなくてはいけないので、何かを決断する時は大小関わらず“覚悟”を決めなくちゃいけない時に度々遭遇します。
それは2時間で済む覚悟や、三日三晩寝ずに悩んで自問自答する覚悟など、様々ですが^^;
中でも、“事業を始める覚悟”と“事業を終える覚悟”はとりわけ大きいものではないでしょうか。
事業(独立)を始める覚悟
私は大学を卒業して3年間会社勤めをしており、大学時代の友人に誘われるカタチで、友人が立ち上げた事業に参加しました。
そして28歳の時に、色々頑張って、色々ありまして、友人の事業の一部を譲渡されるカタチでの独立を決断しなければいけない場面に遭遇しました。
勤めていた会社を辞めて、新たな事業を立ち上げる時。
副業で続けていた事業を本業にする時。
事業を始める時って、必ずそれに対する責任が伴いますし、生活環境だって変わります。立場も変わるのでヒトによっては交友関係だって変わる可能性もあります。
そのすべてを受け入れて、失敗するリスクを全部背負い込める覚悟をもって決断できるか。
私の場合は、事業の手伝いをしつつも、起業家学校に通ったりしていて“起業”に対しての興味・憧れもあり、相談できる方も沢山いました。
そして、若い時分での独立でしたので、若さの勢いを覚悟に変えて起業しました部分もあります。。懐かしい^^;
“始める”決断よりも“終える”決断の方が覚悟が重い
そして現在の事業を終える(閉店)するという覚悟について。
正直、事業を始める時の決断より悩みました。
12年も続けてきましたから、愛着が決断を鈍らせる事も大いにありましたし、辞めてしまったらその事業に関して言えば何も残らなくなりますから。
※残るのは経験と思い出だけ。。
事業の終了(閉店)は後戻りのできない決断でもあります。
具体的には、テナントのオーナー(管理会社)に閉店告知をするのですが、閉店告知をした時点で当然ですが閉店は決まってしまいます。
私に関して言えばこの“閉店告知”という2文字に求められる覚悟がどれほど重かったコトか、、、
1年間ぼんやりと閉店についてイメージして、更に1年間継続と終了のはざまで自問自答を続けて、閉店を決めるまでにざっくり2年は費やしました。
覚悟と決断の重さに関して言えば、今回の閉店が一番大きかったですね。。
最後に
“気持ち”とか“精神論”のようなことばかり書いてしまってますが、決断には覚悟を伴うものであり、私は決断の先にしか答えがないと思っていますので、何かまぁ、自営業やっていて常にそういうコト考えたり、寝れない夜は自問自答しているって話でした^^;
最後までお読み頂き有難うございました。
↑実店舗は閉店してしまいますが、当店の人気商品である“カラーオーダーメイドのできる革小物シリーズ”はオンラインショップにて販売継続しますので併せてヨロシクお願いします。