閉店までに掛かるお金のハナシ
閉店にビビらないように。。
こんにちわ。
閉店まで1カ月と差し迫ってきました。
現在、お店の営業を続けながら、閉店準備も同時並行で進めておりまして、本日、産廃業者さんとの打ち合わせで、店舗に最終残った什器や木材などの廃棄処分の日程と見積もりが決まりました。
細かい作業スケジュールを決めつつ、これで閉店までの道筋が明確になってホッとしております^^;
本日は、閉店までに掛かるお金のハナシについて書いていきます。
当店の場合、閉店費用はかなり安くなったと思います^^;
実際に閉店までに掛かる費用
実際に閉店までに要する費用は下記の通りです。
・閉店告知から閉店までの家賃(当店の場合家賃2か月分)
テナント物件を借りる場合、建物賃貸契約を結びます。
賃貸契約書には必ず退去(閉店)に関する取り決めもされており、大体は3カ月~6カ月前に解約告知する旨が記載されています。
これは解約告知をしたらすぐに退去できるというワケではなく、ほとんどの場合解約告知から3カ月~6カ月後の退去となっていて、その分の家賃が発生します。飲食店の場合この解約告知期間は長めに設定されているようですが、当店(物販店)の場合は解約告知期間は2か月でした。
この場合、契約内容にもよりますが2か月は通常通り月々の家賃を支払って、営業~閉店準備の流れを取るか、2か月分の家賃を支払った上で即時閉店~明け渡しをする、のどちらかになります。
・原状回復費用(当店の場合0円)内装補修・廃棄処分費用に100,000円程度
これも賃貸契約書の内容によります。
原状回復義務が発生する場合は、物件内装を取り壊してスケルトン(コンクリートむき出し)状態にして明け渡さないといけません。
もしくは契約書に記載された内容通りに物件の明け渡しをする必要があります。
当店の場合ですが、現状有姿での明け渡しです。
現状有姿とはいえ、自分達で造作した部分は撤去・補修しないといけないのでその部分の費用が掛かります。
什器撤去~壁の補修に材料費10,000円程度、職人さんを1日雇って15,000円程度の人件費、廃棄処分費用に50,000円前後、その他手伝ってくれた方へのお礼やその他費用を含めて合計で100,000円程度の予算を見ています。
これでも原状回復(スケルトン工事)が必要だった場合は工事代だけでかなりの費用が掛かりますので、この程度で済んでラッキーでした♪
・電気・電話回線・インターネット回線などの解約
細かい事ですが、ひとつひとつ事前に解約手続きが必要です。
電話回線やインターネット回線は、解約申し込みの次月が実際の解約月になるので少し注意が必要です。
電気は閉店月に電気会社に連絡して電気を止める日を指定することができます。
クレジット会社と契約してCAT端末をリースしている場合も要連絡。
その他、消耗品や機材をリースしている場合は事前に解約告知が必要です。
契約内容によっては違約金が発生する場合もあるので注意が必要ですが、当店の場合はすべて違約金なしで解約することができました。
概算してこんな感じの閉店費用ですが
概算してこんな感じの閉店内容と費用でしたが、かなり安く抑えられたと思います。
特に原状回復工事が発生しない物件返却になったのが一番大きいですね。
原状回復工事に関しては一番シビアに調べていた時期に実際に見積もりを取っていたので、そのコトに関しては改めて記事にしようと思います。
閉店までにかかる家賃に関しては捉え方次第でしょう。
閉店ギリギリまで営業できる業種でしたら営業(閉店SALE)にあてられる期間なので売り上げで充分ペイできると思います。
その他、細かな解約が必要になりますが、事前に対応しておけば費用を最小限に抑えることができます。
ですので、当店の場合今回の閉店で、、、
掛かる費用:100,000円くらい~
返ってくる保証金:〇〇〇万円
、、の予定です。
おかげ様でかなりゆとりのある閉店になったと思います。
閉店は開店よりもお金が掛かる、、と言われているコトに関しては、実際は契約内容によりけり、業種によりけり、、かなと思います。
飲食店に比べて物販店の場合は撤去するモノも少ないので比較的安い費用できますが、万が一閉店が頭によぎったら、契約書の確認と閉店までのスケジュールを立ててみて、実際に閉店するしないはともかく、閉店までの流れを明確化しておくと色々な不安は解消されるかと思いますよ。
最後までお読み頂き有難うございました。
↑実店舗は閉店してしまいますが、当店の人気商品である“カラーオーダーメイドのできる革小物シリーズ”はオンラインショップにて販売継続しますので併せてヨロシクお願いします。