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銀行融資を全額返済したハナシ


先日銀行から頂いていた融資残高を全額返済してきました。

残高といっても42万円なんですけどね^^;

今回の返済は融資の一括返済ではなく、融資残高を全額返済して、融資枠を0円にしました。似ているようでまるっきり違うハナシです。


今回お付き合いさせて頂いているのはいわゆる融資枠で、融資枠内の範囲であればいつ借りてもいつ返しても良い借入です。

銀行から営業に来て頂き2期分の確定申告書を提出して150万の融資枠を頂きました、営業に来て実際に稟議が通るまで3日!名前の通りハイスピードローンですね。

創業当時も同じ銀行の担当の方とタッグを組んで、創業融資を頂いたり、飛び飛びではありますが長いお付き合いをさせて頂いています。

今回実店舗が閉店という事で、融資枠は残すカタチで残高を全額返済した、、という次第です。


銀行とのお付き合いについて


自営業にとって銀行と取引をはじめるのってかなりハードルが高いイメージがあります。

銀行融資を検討する際に、必ず国金と比較すると思うのですが、国金の方が初見の自営業者に対して借入しやすいイメージがあります。

国金の場合は、当然金融機関なので過去に信用を損なうような事をしていたら当然借入NGですが、実績よりもむしろ事業計画や意欲で判断してくれている印象を受けました。

開業当初、私もそう思っていましたし、最初のステップとしては銀行よりもむしろ国金の方が借入がしやすいと聞いていたので、店舗物件取得の際の融資は国金で申し込みをしました。

銀行に関しては、国金で借入をして実際に店舗をOPENさせてから次の段階の話かな、、と思っていました。


銀行との最初のお付き合い


実際に実店舗をOPENさせて3か月くらいでしょうか。

銀行の営業の方がお店に来られるようになりました。

※大手銀行ではなく地元の銀行・信用金庫です^^;

最初はお店の状況や景気に関しての軽いお話から、銀行が地元商店や事業主に対して提案できることなど、少し具体的な店の売上の話やら今後の展望の話をして、信用を積み重ねる、、というか大ざっぱに言うと仲良くなっていきました。

そして実店舗OPENから半年経ったころ、ある銀行の創業支援融資を申し込みました。税務申告2期を終えていない事業者が対象の融資です。

もちろん実弾(お金はあって困るものではないw)が欲しかったのもありますが、それよりもむしろ銀行との取引実績を作りたかったのが大きな目的です。

なので借入も最小限の100万円の5年返済で、銀行とのお付き合いがスタートしました。

融資にあたっての審査は、事 業内容と現在の事業状況と今後2か年の売上計画と事業計画を見ての審査で、国金融資の際の審査と似たような感じで、スンナリ通りました。


ひとつ実績を作ってしまえばあとが借入しやすい


国金にしても銀行にしてもそうですが、ひとつ実績を作ってしまえば次に繋げやすいというコト。

実績というのは審査が通って融資を受けるだけではなく、当然遅滞なく返済を重ねていることが必須ですが。

創業支援融資を5年で完済し、元々タッグを組んでいた担当の方が別の支店へ異動になり、その間にも2〜3年おきに人事異動で担当の方が変わりまして、創業支援融資から2年後に現在の融資枠を頂きました。


金融機関とのお付き合いはお金ではなく信用の積み重ね


今回私の事業が大きな変換を迎えるにあたり、返済本数を減らしたかったのと、積み重ねてきた信用を崩さないようにするために、頂いていた融資枠を一度全額返済することにしました。

今後この融資枠を利用することはないかもしれませんが、お金の付き合いが途切れたからといって信用の積み重ねが途切れたわけではない、と長年の金融機関との取引で得た教訓です。

あくまで私なりの考えであり何の参考にもならないかもしれませんが^^;

500万円で思う事業が実現できるとして、5年働いて貯金して始めるか、すぐに借入して返済しながら始めるか、、。

ヒトによっては難しいか問題かもしれませんが、そういう意味ではお金をで時間を買えるのは事実、ただしお金では信用は買えませんね、特に金融機関との付き合いに関しては。

おかしな締め方になってしまいましたが、今回はこんな感じです^^;

お読み頂き有難うございました!

↑実店舗は閉店してしまいますが、当店の人気商品である“カラーオーダーメイドのできる革小物シリーズ”はオンラインショップにて販売継続しますので併せてヨロシクお願いします。

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