著者自ら本の紹介です。
皆様、こんにちは。著述家・夏林人(かりんじん)です。
名刺代わりに自分の本を紹介させていただきます。
小説『音庭に咲く蝉々』オトニワニサクセミゼミ
自著を語るのは恥ずかしいのですが、夢幻色の濃い風変わりな小説です。
歌僧・西行法師が和歌の美学に溺れ、仏道を全うできなかったとしたら、その後どうなるか?輪廻転生して、近現代に生まれ変わり、超人的な芸術の花を咲かせる…………。このイメージが本作品の根底に流れています。
天才華道家・時原鏡月、その曾孫でギタリストの時原敬一。彼らを突き動かす前世的宿命とは何か? 京都御所を去り漂泊の僧となった西行法師は、花鳥風月への耽溺ゆえに解脱し得ず六道輪廻を彷徨う。近代現代の時空へ転生し、華道や音楽の場で妖花を咲かせるが………!!
謎の失踪を遂げたギタリスト時原敬一をめぐり、交錯する仲間たちの断章が続く。解脱とは何か、芸術とは何か、今生に生まれた宿命とは何か、比類なき芸術家たちの境地を描く時空迷宮幻想奇譚。
著者自身の人生経験に基づく不思議な物語です。生まれ変わりの不思議や芸術を背負った人々の宿命などに興味のある方に、是非おススメします。
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🌟小説🌟『音庭に咲く蝉々』 菊地夏林人
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