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【知らないと筋トレの効果を99.9%無駄にしてる🤣】と言いたくなるほど大事な肩甲上腕関節の話🥺

タイトルにつられて見に来たみなさまごきげんよう!!!

キクティーでーす🥺

今回は「肩甲上腕関節」についてお話していきます。

基礎的な話で非常にツマラナイですが、基礎が1番大事なのでお付き合いください!!笑

過去にその他の肩関節複合体について書いてありますのでこちらも合わせてお読みください。

では早速いってみましょう!!


■肩甲上腕関節の解剖学【骨・靭帯・筋肉】

肩甲上腕関節は「肩甲骨関節窩」と「上腕骨」で形成されている関節です。

一般的に言われる「肩関節」のことですね。

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肩甲上腕関節は付け根の部分が丸くなっているので「球関節」と呼ばれます。

そのため様々な方向へ動きますので、安定性より可動性が重視された関節と言えます。

また球状凸の「上腕骨頭」は関節窩の2倍弱の大きさであり、関節面同士の接触面積は少ないです。


■肩甲上腕関節周囲の靭帯

肩甲上腕関節周囲の靭帯は「烏口上腕靭帯」と「関節上腕靭帯」があります。

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静的安定性を高めるため、関節上腕靱帯は関節包を上から覆って強化しています。

上関節上腕靱帯は安静肢位(手を横につけて下垂降ろしている肢位)において「上腕骨頭の前後および下方変位」を制動します。

中関節上腕靱帯は上肢の下垂位から「肩関節外転60°までの前方安定性」を高めます。

肩関節外転運動中の上腕骨頭の内旋・外旋では3つの靱帯はすべて緊張し関節の安定性を高めます。

烏口上腕靱帯は烏口突起から上腕骨大小結節へ広がり、「上腕二頭筋長頭腱」が通過するトンネルを形成しながら上腕骨頭の安定性に寄与します。

この靱帯は上肢下垂位での上腕骨頭の下方変位と外旋を制動し、肩関節外転位での外旋中にも緊張します。

また靱帯には回旋筋腱板が損傷した際、上腕骨頭が上方へ変位するのを防ぐ補助的な働きもあります。

まぁ靭帯なので動きの制御というのが大きな役割ですね。


■肩甲上腕関節周囲の関節包

肩甲上腕関節は上腕骨頭の2倍の表面積を持つ線維性の「関節包」に覆われています。

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安静肢位では関節包は上方が緊張、前方と下方は弛緩しています。

そして関節包の下方は畳まれています。

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肩関節挙上時にはこの折り目の部分が伸張され、オーバーヘッドポジションを必要とする上腕骨頭の運動を可能にします。

ここが硬いと腕が上がりにくいです。

関節包が弛緩した状態では、運動は可能だが最小限の安定性しかもたらさないです。

靭帯と同様関節包が緊張することで安定しまっせということですね!!後靭帯も関節包も硬くなると運動の制限になりやすいです。


■肩甲上腕関節周囲の筋肉

肩甲上腕関節の運動に関わる筋肉は

・ローテーターカフ
・三角筋
・上腕二頭筋長頭
・上腕三頭筋
・広背筋
・大胸筋
・烏口腕筋
・大円筋

などなどいろいろあります。

ぶっちゃけ作用などは調べれば出てくるので、ここではちょっと違う視点で「動的安定性機構」と「主動作筋群」に分けて解説します。

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