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スクワットの際に行うべき検査&ストレッチ&アクチベーションドリル

本日は井上茂彦さんのゲスト記事になります!それではどうぞ!

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初めまして!

大阪でG-Actionというパーソナルジムを運営している井上茂彦と申します。

資格はアスレティックトレーナー、柔道整復師、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師を所有しております。

これまで整骨院、介護施設、スポーツ現場、クリニック等で働いてきました。

その経験を活かし、どの現場でも指導したスクワットについて書かせて頂きたいと思います。

記事を通して、一人でも多くの方の怪我予防に貢献できるように努めたいと思いますので、よろしくお願いします。


■目次

1. スクワットの基本的な知識
2. 脊柱(検査、ストレッチ、補助ドリル)
3. 股関節(検査、ストレッチ、補助ドリル)
4. 足関節(検査、ストレッチ、補助ドリル)
5. まとめ


1.スクワットの基本的な知識

スクワットはウエイトトレーニングの基本種目の1つです。

そして、アスリートから一般の方まで多くの方が、下半身の筋力向上等の目的としてよく用いられるエクササイズです。

しかし、誰にでもすぐにできるエクササイズではないと実感しております。

なぜならスクワットのベースとなる柔軟性や筋力の獲得、技術を習得するためにはそれなりの時間を要するからです。

ではどうすればスクワットができるようになるのか?

それは、スクワットに必要な知識を一つ一つ整理していくしかないと考えます。

未熟な点も多いかと思いますが、よろしくお願いします。

それでは始めていきます!


スクワットと一口に言っても、やり方は様々です。

フロントスクワット・オーバーヘッドスクワット・バックスクワット等、何をするかで求められる柔軟性も変わってくるでしょう。

そのため、今回は自重で深くしゃがむ(床と大腿部が平行まで)スクワットの設定で進めさせていただきます。

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ではこちらのスクワットを理想と仮定し、この動作を達成するために必要な要素をざっくりと3つほど挙げていきます。

① 脊柱がニュートラル
② 股関節をたためている
③ 足首を曲げられるか


この3つの動作ができているか確認の検査次に動作を遂行するためのストレッチ・補助ドリルをご紹介したいと思います。


2.脊柱

脊柱がニュートラル、つまり背中が全体的に反れていることが重要です。

ではなぜ、背中が反れていることが重要なのでしょうか?

怪我予防の観点で考えると一部分に負荷を受けたくないからです。

例えば、胸椎の後弯が強いとします。

後弯が強いことが原因で、代償動作として腰椎を過剰に反った状態でスクワットをすると、脊椎後方に位置する椎間関節や椎間孔に、ストレスが大きくなります。

画像2

thanksto@visiblebody

腰椎に反る負担が増えると、椎間関節性腰痛等の怪我を引き起こす可能性があります。

では、背中が反れているかどうかを確認するには、どのような検査をすれば良いのでしょうか??

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