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トレーナー必見「胸を使う感覚を養う方法」

胸に効かせるために「胸を意識しろ」というアドバイスがよくある。

しかしそれで効くようになったら苦労しない。

ということで解剖学を元に胸に効かせる方法を話す。


①肩甲骨を外旋させる

「外旋?そんな動き初めて聞いたよ!」

と思う方も多いかもしれない。

教科書に載っていないこともある動きなのでしかたない。

外旋という動きは、肩甲骨が背骨側に閉じる動きだ。

この動きがしっかりと出ると肩へ負担がかかることなく、大胸筋をストレッチさせることができる。

この外旋が出ず反対の内旋方向へ動いてしまうと、ベンチの時とかに肩への負担が増えやすい。


怪我をしてしまったら元も子もないので、外旋が出ることは筋肥大においてプラスになる。


どのような運動を行うと外旋が出やすいか?

結論、こちらの運動。

肩甲骨を外旋させる僧帽筋の中部や下部線維が使われるので効果的。

胸トレ前にこの運動を行うと、効かせやすくなるはずだ。

ぜひ実践で使ってみてくれ。


②大胸筋と筋連結

少し視点を変えて、筋連結の観点から大胸筋を見てみよう。

こちらは権威ある筋膜の書籍「アナトミー・トレイン」を参考に書いていきく。

「アナトミートレイン」ではいくつかの「ライン」があり、そのラインの筋は連動して働きやすいといわれている。

そして大胸筋が関わる主なラインに「フロントファンクショナルライン」がある。

この連結は

「大胸筋下縁ー第五肋軟骨と第六肋軟骨ー腹直筋鞘外側ー恥骨結節・恥骨結合ー 長内転筋」

と続いている。

つまりこれらを共同して収縮させると効率的というわけだ。

もちろんこの連結がどの程度収縮効率に影響を及ぼすか、それは未知数だが。

ではどのように鍛えれば良いのか?


筋連結を意識して鍛える方法

結論、全身丸まるイメージで鍛えると良い。

腹筋と内転筋の筋連結があるため、腹筋に収縮を入れつつ内モモでぎゅっと閉じて内転筋を収縮させる。

ベンチプレスでは難しいが、ペックフライなどの収縮系の種目であればできるだろう。

試しに今度ジムに行った時にやってみてくれ。

おそらく腹筋や内転筋に力をいれていない時に比べ、胸を収縮させやすくなると思う。


ってことでみんなの研修担当ことキクティーによる、今日の研修終わり。

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これだけでも運動指導者のレベルを底上げしていくからな。これが私の理念だ。

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こちらも合わせて勉強に役立ててくれ。


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