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96.自分に正直に生きること

今回の満月までの期間は、自分の個性やギフト、才能、在り方などを受け入れ、表現していくための総仕上げのような時間だった。

私は元々嘘がつけない性格で、感じたことや違和感はハッキリ言うタイプだったのだけど、それが故に色々な問題が起こって、そんな自分を抑えて生きてきた。(といっても、身近な人にはそんな部分も出していたけれど)

抑えないと人を怒らせたり傷つけたりしてしまうと思い込んでしまったので、感じたことを口に出さなくなった。

そして、口に出さなくなってしまったので、感じてもなかったことにしようと切り離してしまう癖がついて、とうとう自分の感じたこともわからなくなっていった。

結果、自分に嘘をつくようになった。

自分に嘘をつくと、誰かの価値観で生きているような状態になる。~するべき、という感覚が当たり前になってしまって、自分が感じたことではなく、~するべき、が自分の感じていることだと思い込んでしまう。

外側の人が主体になってしまって、顔色を見たり、器用な立ち回りを覚え、言葉や表現にも自分がどうしたいか、何を望んでいるか、より、相手に対する不満や文句が出てくるようになる。

そんな自分で居続けたらどうなるか?

自分が自分のために、私を見てよ!私をわかってよ!理解してよ!私を蔑ろにしないで!というような現象を起こす。(何度も体験済み笑)

それはその時の自分には大変きついもので、被害者的思考にまみれて、自己憐憫と自責(もしくは他責)の感情の中でもがき、苦しむ。もちろんそういう状態が悪いわけではないけれど、逆にわざわざその感覚の中で生きる必要もない。

そういう状態を抜ければ、自分に正直に生きることができれば、とても楽に生きれるし、もっと人とのコミュニケーションも、起こる現実も変わってくるし、シンクロが頻繁に起こるようになり、自分に信頼があるから、サレンダーして生きていくことができる。

だから、そのために必要があって、(苦い現象を)自分のために起こしているとするならば、自分が自分を見てあげるしかないのだ。自分が自分を理解し、本当の気持ちを、自分がどうしたいかを、伝えたり、表現するしかないのだ。

外側を見ても、誰かに正解をたずねてみても、どこにも答えはない。自分の中にしかない。

自分に正直に生きるということは、自分の感じたことを信頼するということでもある。

そして、自分に正直に生きるということは、結果、自分も周りも幸せにする。

だから、もう仮面を外していいよ。

ただただ純粋に素顔のままのあなたでいよう。

あなたの周りで起こっていることは、あなたや周りの人が幸せになるために、笑顔になるために起きている。(起こしている)

だから安心して大丈夫。

自分に正直になって一歩進んでみよう。


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山口香織(Kaori Yamaguchi)
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