あと何回お祝いできるでしょうねぇ。
電車に乗っている時、ふと先輩がこう言った…
あと何回お祝いできるでしょうねぇ。
このお祝いは論文が投稿された際のお祝いである。
研究者をつづける限り論文はずっと書き続けなければならない。
今は先輩のお祝いばかりだけど、自分もいつかは!と思っていた。
あれから2年が経った。
僕もまだまだ先生方の添削がなければならない状況ではあるが、論文を2報出すことができた。
初めて出した論文が引用されたとき、誰かの知識の一部になれた。役に立てたと、とても嬉しかったことを思い出す。
あれから僕は先輩と婚約した。
あと何回お祝いできるでしょうねぇ。
日々のちいさな嬉しいことから論文投稿まで、
これから一緒に沢山のお祝いができると思うと
わくわくする。