自己紹介とやらをしてみよう
私は1977年生まれの女である。既婚者、2児の母。
生まれ育ったのは関東の微妙な田舎で。でも、めちゃんこ眺めが良い場所だった。海も山も身近にあった。
高校卒業後、進学のために単独関西地方へ。
親からの援助をたっぷり受けながら、8年も住んじゃった。就職もしたし、帰ってこないと思われていた。
関西に住んで、関西弁もふんわりとマスターしたから、そこそこ喋れる。親戚も関西におるし。
とはいえ、「エセ関西人」って呼ばれるレベルですわ。ネイティブ関西人には勝てまへんから。
関西には長く住んでいたが、遠方に住む母の様子がおかしかったのもあり、25歳あたりで関東へ戻った。実家に、ではなかったがね。関西でやっていた仕事と同じ職種に、ありがたい事に再就職できた。
いろいろあって、仕事は現在も続いている。家庭環境も変わり、今は2児の母である。いや、「母」という属性に所属できるような立派な人間ではないが。
世の中の「母」はすごい。
毎日毎日、家族のために無償で動いている。最近の「母」はほぼ仕事もしているし、ほんとすごい。
「頼まれてもいないのに、誰かのためにタダで動く」
これ、ほんとすごいよね。頼まれていないのにやれちゃうのは、気遣いやら気配りやらをするのに長けているからだし、そもそも女は忍耐強いからだと感じる。
「コンプラ」とかしょーもない事言ったかて、やっぱり性別の特性はでかい。
けど、「母」の苦労は分かってもらえない事が多い。感謝もあんまりされない。ストレスも溜まる。でも、持ってるメンタルパねぇから、時間経ったら忘れちゃって、一人で乗り越えたりしちゃうよね。
まぁ、やる事多過ぎて「めんどくせ」ってなって忘れた事にしちゃうってのもあるんだろうけどさ。
話が自己紹介から外れまくりだが、noteを始めたきっかけのひとつに、「母の事を文章で残してみたい」って思ったのがある。
最初は、気の向くままに長文を書きたくなったからだった。「Twitter(X)」では収まり切らない出来事が日々あるからだ。
映画を観た感想とかね。いろいろ。
その中に、「母との思い出」があった。
私の母は58歳で亡くなった。癌だった。唐突だった。私はたぶんその時27歳だったと思う。まだまだ若く、甘えた人間だった。
母は楽しくて優しくて綺麗な人だった。時に激しく、正直で素直な人だった。
そんな母のいろんな思い出を、思いつくまま書き出してみたら、もう亡くなって20年も経ってしまい、時たま忘れそうになる母が身近にいるような気分にもなった。
そんな訳で、「母」の事が多めの、締まりのない自己満足noteはこれからも書いていくと思う。
日々に起こった些細な事や大変だった事とか、人に話すまでもないけど自分自身が覚えておきたかったりする事をね。己が学んで成長するための忘備録になればまだいいかな、なんて思いながら。
最後に。ひとつだけnote公式からの質問に答えると…
・最近ハマっていることは何ですか?
「原田ひ香」さんの「ランチ酒」シリーズでしょうか。
小説です。面白くて、全3シリーズ揃えちゃった。今、また読み直してます。
何をやるにも、やっぱり食べ物からは離れられないようだ。