キクノスケと私

変なインコとの暮らしをまとめています。心の底から読んで損したと思われるような文章を書いてゆきたい。 https://www.instagram.com/fatboy_and_teriyakibird/?hl=ja ←インスタ

キクノスケと私

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最近の記事

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オナカっち

 えー、まずはこちらをご覧ください。 うちのキクノスケは控えめに言って天才インコなので、このように自分の頭を足でタッチしながら「アタマタッチ」と言うことができます。 「クチバシタッチ」と言うときはちゃんとくちばしをタッチします。 「アシタッチ」も言えますが、さすがに自分の足で自分の足にタッチすることはできないので、これは言うだけです。 最近では自分の足で頭をタッチではなくカキカキしながら「アタマカキカキ」と言えるようにもなりました。 そもそもなんでうちのキクノスケが

    • インコです

      天気のいい日はキクノスケを散歩に連れていくことがあります。 散歩に連れていくのには理由があって、一つは日光浴のため。 鳥は紫外線を浴びることでビタミンAかBかCかDを合成するらしく、このビタミンAかBかCかDが不足すると体からカルシウムが不足して骨が弱くなってしまうんだそうです。 牛乳じゃだめなんですね。 で、家の中でガラス越しで受ける日光だと紫外線がカットされてしまうので、定期的に直射日光にあたらせてあげなきゃいけないんだそうです。 もう一つの理由はキクノスケの社

      • ウンコ

        キクノスケと暮らすようになって4年と8ヶ月が経ち、今僕が感じることは、鳥と暮らすことは鳥のウンコと暮らすことで、鳥を愛することは鳥のウンコを愛することなんだということです。 的なことがキクノスケを飼う前に読んだインコの飼育本に書いてあって、ああそういうものなのかという前提知識は持っていたものの、想像以上にインコのウンコにまみれた生活を僕は送ることになりました。 うちでは僕が家にいるときはできるだけキクノスケをケージの外に出してあげるという契約なので(ケージに閉じ込めるとダ

        • キクノスケが飛んでいってしまった日のこと3

          〜最初から読む人はコチラ〜 会社を出て、家に戻り、キクノスケを連れて帰るためのキャリーや飼い主であることを証明する書類などを抱えて、上野警察署についたのは13時過ぎ。 電話で指定された"落とし物"受け取り窓口に来たら、窓口の前のベンチに見間違えるはずがないキクノスケがいました! しかもご丁寧にとまり木のある鳥用のケージに入れてもらい、お水とエサまでもらって。 背中を向けていたキクノスケはこっちを見ましたが、顔はやっぱりなんだか疲労の色が濃く、しょんぼりした様子で、いか

        • 固定された記事

          キクノスケが飛んでいってしまった日のこと 2

          〜最初から読む人はコチラ〜 飛んでいったキクノスケが見えなくなったあたり、秋葉原駅の昭和通り口の近くの和泉橋の上に来て僕は呆然としました。 あ、見つかるわけないわこれ。 東京のど真ん中、オタクの聖地、10階より低い建物を見つけるのが難しいビル群、朝7時前なのに動き続ける人、車、電車とその音。 キクノスケがいる可能性のある場所があまりにも多すぎて広すぎる。 この中から30cmばかりの灰色のインスタ映えしないよくハトと間違えられる鳥を一人で見つけるなんてどう考えても…無

          キクノスケが飛んでいってしまった日のこと 2

          キクノスケが飛んでいってしまった日のこと1

          僕が大好きな長田弘さんのエッセイ "ねこに未来はない"の中にある、特に心に残っている一節です。 2017年の5月23日(水)。よく晴れた日で、いつものように僕は6:00に起きました。 暗黒企業に勤める社畜の私は家でも鳥の奴隷で、毎日日の出とともに目を覚まし「早くケージから出せ出せ」とピーピー鳴いて、ケージをガッシャンガッシャンとクチバシで揺するキクノスケアラームが発動するであろう3分前くらいに、なぜか自然と目が覚めます。 前日の仕事が24:00を回ったあとに先輩に付き合

          キクノスケが飛んでいってしまった日のこと1

          メガネ

          好奇心のままに家の中の至るものをそのクチバシでつかんで持ち去り、破壊しようとするキクノスケですが、これまで最もその好奇心の被害にあってきたものが僕のメガネです。 キクノスケはペットショップで初めて会ったときから僕自身よりもずっと僕のメガネに興味しんしんでした。 我が家にやってきてからも肩に乗ってきて、ようやく僕に心を開いてくれたのかと思ったら、僕のメガネにちょっかい出してばっかりでした。 外したメガネを貸してあげれば、落っことすまで遊んでます。 落っことしたら興味はな

          キクノスケと私

          ヨウムというインコと暮らしています。 名前はキクノスケといいます。 2015年12月22日のお昼過ぎから今日まで一緒に暮らしています。 体の大きさはハト以上カラス未満で黒いくちばし、白目と黒目がはっきりした丸い目ん玉、目の周りは羽毛が生えてなくて、頭と背中の羽はダークグレー、お腹はライトグレーのパット見なんかヘンなハトみたいですがインコの仲間で、しっぽだけは見るも鮮やかな真っ赤っ赤です。 ヨウムは野生ではアフリカのコンゴあたりで大きな群れをつくって生活しているのですが

          キクノスケと私