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きっとこの世界の共通言語は、英語じゃなくて「笑顔」だと心底思う



手元に5ユーロちょっとしかなかったので、

お金を降ろしに行ったんです。

Wiseより損なのは分かってましたが、

Wiseのカードが届くのはまだまだ先の話だし、

背に腹は代えられないです。


前に引き落とし額最大の200ユーロを引き下ろした時は、

50ユーロ札2枚、20ユーロ札4枚、10ユーロ札2枚みたいに、

ばらけてくれていたのですが、今回はビックリ!

100ユーロ札2枚が出てきました!


初めて100ユーロ札を見た。1ユーロ160円としたら、1万6千円札!


前回と同じ銀行(Sparrkasse)のATMを利用したのに、

何が出てくるかは、毎回運なんだなと学習しました。


で、明日はとうとうBFDの初日!

初日と言っても、滞在許可証が無いので、

1週間経っても返信しないデュッセルドルフ外国人局はクソ!)

10時の朝ごはんにお邪魔して軽くお話させてもらうだけなのだが…


Funke先生という男性の方が、自分の世話係みたいな感じらしい。
で、自分が担当するグループは「Baumtänzerグループ」


明日に向けて気合を入れたいと思い、肉を食べようと、

ケバブのお店に行きました。最近、口内炎が2個同時に出来る程、

栄養の偏り?があったので、野菜も食べようと思って…

前の失敗を活かして、9.5ユーロのお店に行きました!

(100ユーロ札だと電車の切符の機械が受け取らない可能性があるので、

100ユーロを崩しておきたかったことも理由の1つ…)




髪にパーマをかけた若い兄ちゃん


お店に着いて、9.5ユーロのドナーテラーを頼んで支払いの場面。

手元に100ユーロと小銭ちょろちょろっとしかないから、

そりゃあ、100ユーロ札を出しますよ。

そしたら、髪にパーマかけた若い兄ちゃん☟が、


ちょうどこんな感じ。
顔はもう少し幼い感じだけど、この人に似てる。


「大きいのしかないの?小さいのは?」って言ってくるから、

「ごめん、小さいの無いんだわ。」って答えると、

笑って、お釣りを出してきたんです。


茶目っ気満載


その釣りの出し方が何故か茶目っ気たっぷりだったんですよね。笑

9.5ユーロのドナーテラーに100ユーロ出したので、お釣りは90.5ユーロ。

最初にその兄ちゃんが50セントを渡してきて、その後、

10ユーロ札1枚出してきて、「20ユーロ!」って、

こっちの目をガッツリ見ながら言ってきたから、

舐められてんのかなと思って、

「いやいや、10ユーロやん!」ってツッコむと、

それを無視して、また10ユーロ札を出して、「40ユーロ!」って、

こっちの目をガッツリ見ながら言ってきたんですよ。

この時に、”遊んでるだけやん!”って気づいたので、

ノリに合わせて正しい金額を笑顔でツッコんであげてたんです。

で、最終的にはちゃんと90.5ユーロを渡してくれました(当然)。

会計終わった後にもう一人の同僚とメチャクチャだべってたから、

会話好きなんだろうなと思ってました(笑)。


神対応


で、会計が終わってポテトが揚がるのを待ってたら、その兄ちゃんが、

「パンは要るか?」って突然言ってきたので、

「もらえるなら欲しい」って答えて、

「1個で良い?」って言うから、

「できれば、2個が良いな」って言って、

また、「2個で良い?」って笑いながら質問してくるから、

”ここでも遊ぶのか…笑”と思って、

「3個欲しいわ!」って言ったんです。

そしたら、「3個で良い?」って言ってくるので、

「まぁ、3個で十分かな」って答えたんです。

そしたら、そのやりとりを見ていたもう一人のお客が、

「客は好きなだけパンもらえるのかよ!」ってツッコんで、

その場が大笑い。

こっちも負けずに、

「実はもっと欲しいけど、今日は3個で充分やな!」って言って、

そのお客さんと少し談笑しながら、パンが温まるのを待ちました。

パンが温まった後に、パンを持って「アチッ!」って言いながら、

3つのパンをアルミにくるんでくれて、商品を受け取ろうとしたら、

パーマの兄ちゃんが笑いながら、ちょっと真面目な雰囲気で、


「本当は2つなんだけど、1個はプレゼントね!」


って言ってきやがったんですよ!!!

なんかもう、メチャクチャ痺れましたね…笑

”コイツマジかよ、やりやがったな”って思って、

惚れそうになっちゃいました…笑


良い気分になった


最近、役所の返事が全く来る気配が無いので、結構イライラしてたんです。

BFDする為の大事な条件になっているのに、1週間も音沙汰無しですもん。

だけど、

この「味良し、量良し、値段良し」のドナーテラーと、

髪にパーマをかけた若い兄ちゃんが作ってくれた笑える雰囲気のおかげで、

気分がだいぶ良くなりましたよ!


右のパンは3枚。でも、2個で充分だった。笑
残りの1個は、明日の朝ごはんにする。
ポテトは肉の下に埋もれてた…

ご飯のお供は、大好きなビールPaulanerのHefe-Weißbier!
前に留学していた時に通っていたシュニッツェル屋さんでいつも飲んでいた思い出のビール

ドイツの白ビールはドイツ西部(バーデン=ヴュルテンベルク州)および北部などでヴァイツェン(小麦)と呼ばれ、バイエルン州の一部でヴァイスビアまたはヴァイス(白ビールまたは白)と呼ばれる。ヘーフェヴァイツェン(Hefeweizen、ヘーフェはドイツ語で酵母)は、濾過していない白ビールの名前であり、クリスタルヴァイツエン(Kristallweizen)は濾過した小麦ビールである。
―――――――――――――――――――――――――――――
ヘーフェヴァイツェンの著名な商品例は、Paulaner
、Erdinger、Schneider Weisse(original amberのみ)、Franziskaner、Schweiger、Hacker-Pschorr、Ayinger(Bräu Weisse)、Weihenstephanerである。このスタイルは現在ドイツ中で飲まれているが、特に生産地のドイツ南部で人気がある。

白ビール


100ユーロ札2枚が出てきた時は、「めんどくせーなー」って思ったけど、

こういう経験をする為のそれだったら、出てきてくれて良かったですよ!

おかげで明日のBFD初日は優しい心持ちで迎えることが出来ます。

やさしさで溢れますよ~(笑)



「笑顔が大事」っていうのを再認識できたので、明日は緊張もあるけど、

笑顔いっぱいで楽しみたいなと思います!

2枚の100ユーロ札に感謝!


愛想が全てか?


というか、前回このお店でドナーテラーを注文した時に、

「パン要るか?」なんて質問されてないのだが…笑



もちろん、注文を聞いたのは、この若い兄ちゃんとは別の人。

人によってサービスが違うとか、それで良いのか?(笑)


無理やり”自責思考”で考えてみると、

前回は初めてということで、自分は緊張していて、

笑顔じゃなかったかなと思った(覚えてないが…笑)。

今回は2回目だったから余裕が出来て、会話も楽しめたから、

向こうから「パンは要るか?」って尋ねてくれたのか?笑

黄色の服を着てたから、色彩心理学で親しみやすかった?笑

次回からパンを尋ねてこなかったら、こっちから注文しようっ♪笑


まぁ、でも、「笑う門には福来る」ってことはありますよね。

個人的には、日本で、仲介団体と実習先とそれぞれZoom面接をした時

どちらも40分を超える長丁場でしたが、

ずっと笑顔を意識することで、乗り越えられたなと感じています。

笑顔が他人に与える好印象パワーは凄いですよ。


チップの文化の影響で、愛想が良ければ、

より良いサービスが受けられるっていうことか?

よく分からんが、笑顔を見せることによって、

相手と自分の間にある壁が無くなっていく感覚はあります。

特にドイツは移民国家なので、色んな見た目の人が生活してる故に、

何となく「同族」、「非同族」みたいな括りを感じることがあるが、

笑顔を見せれば、「あなたの敵じゃありません」ってのが伝わって、

互いにより良いコミュニケーションが出来るという感覚がある。


蛇足


というか、2014年に初めてドイツに留学した時の1番の学びは、

「人種が違えど、皆感情を持っており、根底では同じ人間である」

ことだったので、話してる言葉は違っても、見た目が違っても、

感情のやり取りで何とかなるなというのはずっと思ってました。

見た目とかっていうのが結構大きな壁になってると思うんですけど、

その壁の内側にいる人間っていうのは、

大して自分とは変わらない、同じ人間であることを知りましたね。

同じように喜怒哀楽があるし、価値観もそんなにズレてない。

だからこそ、個人的には、感情を出す人を尊敬するんです。

立川談志しかり、上野樹里しかり、ジーンケリーしかり、子ども達しかり…

言葉っていう目に見える壁を頼りにコミュニケートするんじゃなくて、

感情っていう、全人類共通のものを最初に出して交流しようとするのが、

自分的には、壁の無い人で、オープンな印象を受けて、良いんですよね。

感情が動けば、それを伝えようとして外国語を勉強しだすから、

個人的にはまず、感情の繊細さを保ちたいというか、

自分の気持ちが凝り固まってない状態をキープし続けたいなと思うし、

それに一番適してるのが、


「凝り固まってない子ども達と過ごすこと」


なんですよね。


結論


英語は通じない地域があるけど、笑顔が通じない地域は無い!

高橋優が歌っていたことは、正しいのだ!

きっとこの世界の共通言語は、英語じゃなくて「笑顔」だと心底思う



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