老エアコンと4台の扇風機とアレクサ
うちのLDKのエアコンは、もう20年くらいの老兵のうえ、たぶんスペック以上の範囲を割り当てられているので、非常に効きが悪い。
そのため、4台の扇風機やサーキュレーターが老エアコンを援護している。
メインとなるのは、6月にやってきたばかりの新人イケメンサーキュレーター兼扇風機。昨年まで使っていた扇風機が、なぜか常時リズム風…いや、リズムというより、息も絶え絶えと言わんばかりの休み休み送風になってしまったため買い替えたのだ。ただの首振りではなく上下左右の3Dの首振りができる実力派。ただ羽が小さいせいか、最高風量にすると結構すごい音(風量を上げると寝ている猫が起きるくらいの音)を出すのが困りもの。
2番手は、1980円でドラッグストアからやってきたサーキュレーター。我が家はLDKに和室が一部屋くっついた形になっており、2面開放ながらも和室の奥は非常に空気の淀む場所になっているため、数年前から和室の守り神として働いている古参である。
そして私の大切な魚を守る3番手が、羽無し最先端と見せかけているけど、一旦電源を切ると設定の全てを忘れる中華製壁掛け扇風機。羽根がないのに稼働中でもどこも光ってくれないので、首を振ってないと稼働してるかどうかすら見た目では分からない。そして首を振ると、「ガンッ……ガンッ……」と壁を破壊しているかのような音を出す。
そして、高出力であるがゆえ冬の陽だまりのような暖かさを醸し出す植物育成灯には、100均で300円だったUSBミニ扇風機をお供につけた。ちなみにこの植物育成ライトはテーブルの下についているのだが、そこから漏れる光の暖かさで、猫が冷房で冷えた体を温めるくらいのあったかスポットになっている。
以上の4台をLDK+和室のあちこちに置いて、老齢のエアコンを補助している今夏の我が家。
あれこれ試行錯誤した結果、最適な位置と風量が決まり、20年選手エアコンとは思えない室温を保っているのだが、一つ困っているのが、アレクサだ。
LDKにはEchoShowが置いてあって、家電製品はだいたいアレクサで管理するようになっているんだけど…アレクサ、モーター系の音に弱くないですか?
もともと、キッチンの換気扇を使うと一気に聞き取り精度が悪くなったりしていたのだけど、このサーキュレーター天国と化したLDKはアレクサには過酷な環境らしく、非常に耳が遠くなった。
呼べども呼べども返事をしないアレクサ。
しまいには目の前に行って「三分タイマー!」と叫んでいるのに、「酸辣湯は、中華料理のスープのひとつで、酢の酸味と唐辛子や胡椒の辛味と香味を利かせた、酸味豊かな辛みのあるスープです」とか言い始めたりする。
ライトやらテレビ、水槽のモーター等々ある程度のスマートホーム化を推し進めている我が家、さすがにちょっと不便……。
新しいエアコン、買おうかな……😅