選挙?行く意味あんの?と思ってる人に読んで欲しい。

ごきげんよう、菊間悠里です。
初めましての方は、どうもはじめまして。
細々と声優・役者をやっている者です。

衆院選が近くなってきましたね。
選挙の度に、どうしたら投票率を上げられるのか、気がつくとそればかり考えてしまいます。

なので、今回は
「税金高いなぁ、こんなに働いてんのに給料低いし、消費税も高いし、つらたん(´;ㅿ;`)」
と感じているにも関わらず、
「選挙?行ってない。気にしてないわけじゃないけど、投票とか面倒だし、誰に入れたって変わんないじゃん」
と思ってる方に、是非届けたい話です。

私は今の日本はなんかもう色々と絶望を感じてしまっているので、右だの左だの主義主張はとりあえず置いておいて、「とにかく投票率を上げる!話はそれからだ!」と思っています。
長い目で見ていきましょう。

(が、私はトランスジェンダーなのでトランスジェンダーや同性愛者の存在を断固認めないスタンスの政党とは相入れませんので、そこは悪しからず。)

投票率を上げたい理由
  汚職を監視!

なんでそんなに投票率上げたいの?って思います?
それは、投票率が低いと、政治家がやりたい放題できちゃうからです。

今の自民党って、「必ず自民党に投票する人」のおかけで日本のトップに居ます。

たとえば、2019年参議院選挙。
投票率は48.8%でした。
国民の半分以下の意見しか反映されていないわけです。その中で、与党は3分の2の議席を『取れていません!』国民の半分の半分くらいの支持で、今の与党が出来上がっています。

それでも、投票率さえ低ければ、「必ず投票してくれる味方」が多い与党は、「どうせ今回も自分達が当選する」と思うので、やりたい放題できちゃいます。

このコロナ禍でも、「え、コレに税金使ってんの…」って思うこと、色々ありませんでした?
外出自粛とか言いつつ、Go toトラベルとか。
「え?今?それ今なの?」とか思いませんでした?
アレって、アレによって利益を得られる、自民党を応援してる一部の層から
「よぉお偉いさん、誰のお陰でその地位に居るんだい?俺たち今大変なんだよ、なんとかしてくれるよな?」っていう流れがあったからだと私は思ってるんですけどね。
桜を見る会とか、モリカケ問題とかも色々言われてますが、そこはまぁ今はおいといて。

それって、投票率が低くて、一部の人の意見だけが権力として強くなってるから、そういうことがまかり通っちゃうわけで。
仮に、今投票していない、だいたい50%の国民が、いっぺんに特定の野党を支持したら?
政権はひっくり返りますよね?
投票率が高ければその危機感があるので、そうそうおかしなことは出来ないはずです。

投票は1度しか押せない「いいね」

そう言われても…
・誰に投票すればいいか分かんないよ…
・投票したい人が居ないしなぁ。

理由なんて、ささいなもので良いんです。
税金高いなぁ、と思ったら、税金を下げます!という主張の人に。
まだまだ女性は生きにくいなぁ、と感じていたら女性の味方をしてくれる人に。
LGBTQ当事者や関係者なら、その味方をしてくれる人に。
今の生活に満足なら、現職で頑張ってる人に。

・でも、政治とか経済とか、難しくて、何が正しいのか分かんないよ。
・投票した人が、実はとんでもない人だったらどうしよう。
・自分の主張はこの人だけど、当選の見込みのない人に投票しても意味無くない?

正直、私も政治や経済の難しい話は分かりません!
けど、だからこそ、その為に政治家という職業があるのではないでしょうか?

きっと沢山勉強して、わざわざ自分でお金を出して立候補してる人達です。
水道やエアコンが壊れたら、知識や技術がない人は素直に専門家を頼りますよね?
難しいことは専門家に任せて、まずは気軽な気持ちで投票しましょう。
何度も言います。まずは投票率を上げる!
話はそれからだ!
投票して、政治に興味が出てきたら少しずつ勉強してみれば良いと思います。

世界的にはヒトラーという前例があるので、ヤバい人に投票しちゃったらどうしよう、と言うのはなんとも言えませんが、少なくとも今は国民ひとりひとりが政治に参加するという意識が希薄すぎるため、そこはまた次の段階かと思います。
まずは当事者意識を持つ!話はそれからだ!


私達は政治家の皆さんが正しく私達の声を反映してくれるように、意思表示することが重要なのです。
税金高いなぁって思ってても、思ってるだけで主張しなければ、「なにも言ってこないし、問題ないんだな」と思われてしまいます。
投票率が低い現状で、一部の人がどれだけ「税金高いです!しんどいです!」って言っても、「それって、君たちだけでしょ、だってほらほんの一部の意見じゃん」っていうのが多数決の民主主義です。

でも、与党でも、自分と違う主張の人に票が増えれば、その意見を無視出来なくなります。
無視したら、そっちに票が増えて、そのうち自分たちは当選出来なくなるかもしれないのですから。
投票した人が当選出来なくても、「この人の主張がこれだけの票を集めた」ということは、立派な意思表示となります。

それに、SNSで「いいね」を貰ったら、ヤル気出てきますよね?
きっと、政治家の皆さんも同じだと思うんです、人間だもの。
投票は「いいね」です!

今の投票率じゃ、残り50%の国民が何を感じているのか、政治家の皆さんも判らないのではないかと思います。

投票は権利 
自分を透明人間にしないで!

投票しないことは「今の社会になんの不満も問題も一切ないです」ってことです。

でもね、「なんの不満も問題もない」って人は、出来れば今政治を頑張ってる人達に「いいね」してあげてください。
その人たちが頑張ってるから、今の日本が回っています。

投票しないということは、権利の放棄です。

昔は、税金を一定以上納めてる男性しか、選挙権がありませんでした。
貧乏な男性、そして女性は女性というだけで、政治に参加する権利すらありませんでした。

昔の人が頑張って勝ち取ってくれたから、誰もが選挙に投票することができる時代になったんです。
その権利を無駄にしてしまうのは、勿体なくないですか?

投票していない人でも、なにかしらの税金は必ず納めているはず。
アナタが100円のパンを買ったその10円、それが政治家のお給料になっているとしたら?
かなり極端な話ですが、そう考えると、どうせなら、自分たちの為に頑張ってくれる人、自分が応援したい人に渡って欲しいと思いませんか?
政治って、もっとハードル低くて良いと思うんです。

権力とか私利私欲のためでなく、与党も野党も、罵りあいではなく、足の引っ張り合いでも、責任のなすり合いでもない、建設的な議論による、国民の為の政治を行って頂きたい。
切にそう願います。
そのためにも、投票率を上げましょう。

以上、閲覧ありがとうございました。

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