石を立てる｜セッションから
「セッション始めなよー」
えこちゃんにそう言ってもらったのは２月後半。なかなか踏み出せてなくって、やっと4月4日から仲間うちではじめています。（…遅い）
どんなセッションなのか、そのやり方もわたし自身手探りではありますが、セッションや、そのやりとりの中で感じたことをシェアしていきます。
ishitosoraさんとの交換セッション。
彼女は、藤野のえこちゃんのチャネリング講座の同期でもある。
「石のこと、石を使ったセッションや石の販売をやりたい。今やっているお金を稼ぐための仕事に違和感も感じている…」。
それは、ちょうどその前の晩、あるアーティストと話していたことと何だかシンクロするような気がした。
独立したアーティストとして活動して生活しているけれど、超一流の学歴・経歴の持ち主でもあるので高等教育機関等での教職の話もやってくるそう。アーティストで教員、よくある話だけどすべて断っているのだそうだ。
「例えば週3日作品作って残りは学校で教えて、で果たしてその作品にその人自身が現れているのだろうか。作品を見たら、わかるでしょう？」と言う。（教えることが好き、教育者でいたいという人はこれとは別の話）
全身全霊のアーティスト。思いは全て作品に昇華、表現して伝えている。
そんな、その人の在り方が伝わってきて、すごく鼓舞されたのだった。
何を本業と言うか、は収入の多い・少ないもあるかもしれないけれど、自分自身が何を自分の真ん中に置くか、どこにエネルギーを注ぐか、ということは大事にしたい。
このことはわたし自身の問題でもある。最近、春分を前に、自分の本当、あるいは本筋と違うと思っていた依頼ごとを手放した。それらは自分ができなくはないことだし、声かけてもらったことはありがたい。お金もいくらかもらえるけれど何かが、何だか違うんだ。少なくとも自分が100%やりたいこと、ではなくって何らかの「理由付け」をした上で初めて選ぶもの。じゃあ、その理由付けがなかったら？「何だか違う」というのは、もう自分がやることではないなぁって感じ。昔だったらやっていたかもしれないけど今はもう、やらなくてもいいんじゃないかって気がした。具体的な説明に欠けるかもしれないけれど自分の中の「なんとなく違う」に従った。
じゃあ何するの？というときに、一ヶ月前にえこちゃんに言われたことば「セッションやったらいいじゃん！」にやっと踏み出してみた。普段はフットワークが軽いようでいて、こういうことはかなり慎重だ。それでも、やっぱりこれはもう避けて通れない道のようだ。放っておいたら、さらに「違うもの」がやってくるし、今向き合うのはこれのようだ。
画面の向こうにいるishitosoraさんも同じなのかもしれない。
話していると、石を自然光の下でマンダラのように並べる。自然光でクリスタルや貴石が輝いているようなイメージが浮かんだ。さらに、自然の中で石を拾って集めたり…というイメージも浮かんできたのでそれを伝えた。
ものすごく言語化の力が強くて、相手の話をノートや議事録にまとめる知的能力の高い彼女。もちろん、それを活かした仕事をしてもいいのだろうけど、石についてはすでにSNSの発信でもその感性が発揮されて、すでに多くのフォロワーがいる。もう、そちらを始めてもいいような気もするんだけど、な。
ふと、川辺で石を拾って積む様子が思い浮かぶ。一つひとつ、形が違う石を積み上げていくのは集中力もいるし、ちょっとした瞑想みたいなものでもある。そんな話をしていると、川や浜で石を拾うアイディアも浮かんできた。
水のきれいなところで、風にふかれながら。水の冷たさやあたたかさを感じながら。石を拾うといえば好きなところがある、彼女は熊野の七里御浜を思い出していた（見出し画像はそこの浜でわたしが撮った写真）。
「熊野の七里御浜に石拾いに行くリトリート、いつかしたい」。お子さんは小さいのもあるかもしれない、今すぐにやろう、やりたいという感じではなさそうだった。わたしは彼女の住むところからそう遠くない、山梨・梁川にあるピラミッドセンターから歩いたところにある小川を思い出していた。写真はないのだけれど、水はきれい。静かでのんびりした空気感がある場所だった。「ピラミッドセンターとか上野原や藤野の方でもありそうじゃない？軍荼利神社とか山の方もあるし、もう少し明るいところもありそう」。
少々、わたしの好みが入り過ぎているかもしれないけれど、自然の中で石を愛でる、そんな感覚が浮かんできた。そのうちギャグのようだけれど「石を立てる、つまり、意志を立てる」と出てきた。
石とは鉱物の塊、集まったものでもあり、宇宙や星のかけらともいえる…その「石（意志）を立てる」。そう、キリッと清いishitosoraさんだからこそ、石を立てられる。そんな気がしている。
カリフォルニア・ヨセミテ国立公園 2016年春
答えはすでに自分の内にある。
わたしができるのはそのお手伝い、だけ。
「ハートでつながる、ほんとのコミュニケーション」
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半日または日帰りリトリートは信州・鎌倉周辺・神戸などで。飲食・交通費は別途実費。
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