最近のバイブレーションズ 1 法螺貝
先週末は期せずして、法螺貝三昧になった。
初めて法螺貝を吹いている人たちを見かけたのは、昨年の立春の戸隠↓
このとき見かけた法螺貝のご一行。お声かけてみたけれど、どういう方たちなのかわからなかった。だいぶ後になって、山伏で法螺師の宮下さんと知った。
そしてちょうど先月、戸隠でお声かけることができて先日、「妙高・戸隠(九頭竜)聖地巡り」ということで一緒させてもらった。その際、なんとわたしも法螺貝も初めて吹かせてもらうことに!(といってもなんとか音が出るかなぁ位)
法螺貝の音が、空を切るように、放たれるとき。その響きと振動が風を呼び、雲が流れ、あたりの空気と空模様が変わっていく。
山や空、自然、大いなるものと一体になり、あるいは自分を拡げていく(いきをとりこむ)。
そしてそれを法螺貝から吐き(吹き)出すとき、拡がった自分は自分のからだにたち還っていく。
その感覚を自分自身で味わえたか、というのはまだまだなのだけど、目の前でそれを見せてもらい、伝えてもらったこと。その感覚や宮下さんの吹く法螺貝の音、自分が吹いてみた法螺貝の振動=バイブレーションがまだ、自分の中で共鳴しているように感じている。
*バイブレーションといえば3年前にnoteに書いたシリーズ?↓
このアメリカでの旅もまた、今回の巡礼にどこか近いところがあった。自分の意志を越えた「そのようになる」必然⁉︎のような流れにのって旅すること。
ドラムが欲しい、と思いつつも「作る」ことは考えていなかった。ドラムショップを訪ねたのが、ちょうどドラム作りワークショップ直前!完璧なタイミングでしかなかった。このとき作ったドラムはわたし自身のメディシンドラム、今でも叩いている。
(最近のバイブレーションズ、つづく)
※タイトル写真は糸魚川・能生にある弁天岩(弁天岩を臨む少し高台に能生白山神社がある)。
戸隠(頭)、妙高関山神社(胴)、能生白山神社(尾山)という九頭竜にまつわる聖地を辿ってきた。