
ツクバネのホバリング
いよいよ、ツクバネのホバリング。サーキュレーターの上に口径合わせの筒を乗せ、その上に整流器、その上に風筒を乗せて準備万端。

『さあツクバネよ、夢にまで見たホバリングを見せてくれ』と、整流された風の上でツクバネを放してみましたが、…

ツクバネは天井近くまで舞い上がって、ポトリと床に落ちてしまいました。ホバリングというより、吹き飛んだという感じ。大きさの違うツクバネで試してみたものの、結果は同じ。う~ん、上手くいかない。動画では意図も簡単にホバリングしていたのに・・・。
と、ここでもう一度参考資料を読み返すと、目の細かい『フルイ』や『網戸』を整流器の上に設置するよう書いてありました。これは、ツクバネの種が整流器の中に落ち込まないようにする為のものだから、別に必要ないだろうと付けていませんでした。
でも、物は試し。納戸から補修用の網戸の切れ端を持ってきて、整流器の上に乗せて再チャレンジ。

すると、どうでしょう。ツクバネが目の前でホバリングするではありませんか。

しっかりホバリングしてくれました
その後もいろいろ試してみましたが、再現性がかなり難しい事が分かりました。ツクバネも、種の大きさがまちまちで、4枚の羽の大きさも均等ではなく、その捩れ、バランスも様々です。個性と言ってもいいかもしれません。昨日はホバリングしてくれたのに、今日はダメなツクバネもあれば、逆に昨日は機嫌が悪く、ホバリングしなかったのに、今日はいつまでもホバリングしてくれるツクバネなどなど。
サーキュレーターの風力を調整し、かつ一番上の筒の位置を上げ下げすることにより、ツクバネに当たる風量を微調整したり、ツクバネのご機嫌をうかがいながら、今日もツクバネのホバリングを楽しんでいます。