頭骨標本の作り方 番外編
今回は、頭骨標本を作る上で一番難しいと思われる、頭骨の入手の仕方です。
1.ロードキル(道路で轢かれた動物)を拾う
私が一番最初に入手した方法です。私の住んでいる地域では、この時期(稲刈りが終わる頃)、タヌキがよく轢かれています。このタヌキを拾うのには、勇気がいります。
以前から頭骨標本に興味があった私は、毎年この時期になると、いつ轢かれたタヌキを見つけても回収出来るように、手袋やビニール袋、マスク、新聞紙や臭いが漏れない密閉ボックス等を車のなかに準備していました。が、いざ轢かれたタヌキを見つけても、他人様の目が気になってスルーする事を何度も繰り返し、人気のない田んぼ道で見つけても、轢かれて日数が経ち干からびていたり、カラスに荒らされていたりと、なかなか新鮮な(?)ロードキルのタヌキを入手する事が出来ませんでした。また、意を決して回収し頭部を切断、皮向き、除肉をしたあたりで、頭部に大きな損傷があることに気付いたりと、綺麗な頭部を入手するのは、なかなか難しいかもしれません。
2.爬虫類のエサを購入する
これは大型の爬虫類のエサとなるネズミなどです。ペットショップなどで購入でき、他人様の目も気にせず入手できると思います。書いておいてなんですが、私は失敗しました。私の技術不足と、タヌキ等に比べてあまりにも小さく、老眼の私には酷な作業に途中で心が折れてしまいました。老眼鏡も新しくしたので、リベンジしたいと思います。
3.食肉関係から購入する
ジビエ料理も注目されているので、食肉関係のお店から購入、またはネットで検索し、オンラインショッピングもありだと思います。シープヘッドで検索すれば羊の頭骨が、ウサギの頭で検索してもヒットします。また、私の地域の食肉センターではブタの頭骨も入手できました。
以上で、頭骨標本の作り方はおしまいです。自己流の作り方をダラダラと書いてきましたが、少しでも皆様のお役に立てばと思います。また、何か機会があれば書き足したいとおもいます。
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