なんで「聞く人」やってるの?の答えは続けることで変化していく
お会いする方によく聞かれる質問として、なんで「聞く人」をやっているの?というものがあります。
その問いに対して最近までは、「聞くのが上手だから聞く人やれば?」と友人に言われ、面白そうだな、と思っておもむろにはじめてみたんです、と答えていました。
ポッドキャストをやりたかったので、まずは知人に話を聞いて配信する、ということからはじめてみました。続けていくことでご縁が紡がれ、たくさんの初対面の方に出会うようになっていきました。
そんなふうにたくさんの方に出会い、聞き続けていくと、だんだんと「もっと聞かなきゃ」と思うようになっていったのです。
人はもっと聞いてもらいたい。
人はもっと言いたいことがある。
けれど、ちゃんと話を聞く人が絶対的に不足している。
以前お聞きした、よこすかなかながや・和田信一さんは、毎日こども食堂をやっています。
そのために自らの生活の大半を注いでいます。そんな和田さんは仰っていました。「そんな人(こどものために自分の生活を捧げる人)がひとりくらいいてもいいと思うんで」。
そんな風に、「ひとりくらい「聞き続ける人」がいてもいいんじゃないか」という感じです。聞き続けていくことで、明らかになっていくことがたくさんあるはず。
コロナ禍を経て、明らかに時代が変わった感覚があります(よね?)。以前はもっと物質的な時代、「モノ」を求めていた時代だったように思います。
今はどちらかといえば「ココロ」の時代、物質的な豊かさよりも心の豊かさを欲している時代だと思います。
そんな心の拠り所として「聞く人」は機能するのではなかろうか。
というわけで、現段階における「なんで聞く人やってるの?」という問いに対しての答えは、「今はもっと聞くべき時代だから」となっています。
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