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寝る直前に考えていたこと

昨日。
寝室が冷え切っていたため暖房と加湿器をいれ温めておき、そのおかげかスムーズに眠りに移行することができた。
心地よい暗闇に滑り落ちる直前に考えていたことを昨夜はなぜかはっきりと覚えている。

ポケモンの最新作のタイトルを好き勝手につけて楽しむ風潮が一部にあるけど、僕もやってみたいぜと半分眠っている意識を動員した結果以下のタイトルが思いついた。

『ポケットモンスター する/しない』

動詞を冠したポケモンはまだ無いのではないだろうか。英語だとDO/DON'Tかな、かっこいい気がする。
『ポケットモンスター する』のほうは顕勢力をモチーフにした伝説のポケモンが出てきて『ポケットモンスター しない』のほうは潜勢力モチーフの伝説ポケモンが登場する。
顕勢力モチーフのポケモンは「エネルゴン」という電気ギツネで、潜勢力のほうは「バートルビー」というスズメバチ型のポケモンである。

そうは言っても僕はポケモンをやったことがない。この世代の人間には珍しい気がする。
幼稚園のころ『赤/緑』が発売され、友達は皆やっていた。僕は別に買ってもらえなかったわけではなくそこまで興味がなかった。当時から据え置き派で、スーパーファミコンのファイナルファイトと鬼太郎の横スクゲームとスーパーテトリス2と変な黄色いコマが主人公のゲームをよくやっていた。
当時の園内ではポケモンの名前156匹?161匹?まぁともかく名前が全部言えないといけない雰囲気で充満していたため「ポケモンいえるかな」を頑張って覚えた記憶がある。

それからポケモンの漫画も流行っていて、それは僕も読みたかったので買い物に出かける母親にポケモンの本を買ってきて欲しいと頼んだら、持っていない赤/緑の攻略本を買ってきてしまったことがある。
しかしよく考えれば別にそれほどその漫画を読みたいわけでもなかったので攻略本を読み込んで過ごしていた。 

ポケモンのアニメは毎週見ていた気がする。ほとんど覚えていないが、かの有名なポリゴンショックの回はリアルタイムで見ていて、強烈に頭に残っている。6歳の頃だから小学校一年であった。
めちゃめちゃチカチカするじゃん、と思ったけれど特に僕には何もなかった。次回予告にルージュラが出てきて、次の回はリゾートっぽい雰囲気なのかなとか思ってたら放送中止になって残念だった記憶がある。

同じようなことは『世紀末リーダー伝たけし』でも起きた。シリアスなバトル編の佳境も佳境、作中最強格のたけしのおばあちゃんがその力をたけしに引き渡し、「シワッ」と萎れるという衝撃的な引きで終わったと思ったら、次のページあたりに作者逮捕のお知らせが掲載されていて段違いの衝撃を受けた。

『ポケットモンスター する/しない』が仮に発売されたとしたら、僕はしないバージョンを買って、結局しないだろう。

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