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放送作家の企画会議〜コロナ禍において〜

テレビ局は全く感染症対策してないじゃないか!としばしば言われることもありますが、放送作家の僕に関して言うとほとんど家でリモートワークしています。感染症対策はばっちしです。テレビの人たちの間でもコロナに感染してしまう人が増えてきたので、全体的にも在宅に切り替わってる人が多いなという印象です。

そのせいですごい遅い時間に会議が始まったり、逆にすごい早い時間に会議が始まったりして大変だったりしますが、家でできるでありだなと思います。作業効率は上がってます。

このnoteでは最近の僕の企画会議について話していこうかなと思います。

企画会議が楽しい

zoomのおかげで気軽に企画会議も参加しやすくなったのでちょこちょこ参加してます。一緒になる放送作家の先輩が増えてきたのでそれはそれで楽しいです。仕事がきまくってる人たちと一緒に会議をすると、「なるほど、そうやって企画を見てるんだ」とか「今のテレビに対してそう思ってるんだ」みたいな発見があって勉強になります。

 初めましてがzoomだと名刺交換もできないし、しっかりと挨拶もできなかったりするので、変な感じになったりするんですが、もうそれは仕方ないと割り切って発言できそうなタイミングを見計らって発言してます。

 あとは1on1でやってる企画会議もいくつかあります。僕一人でアイデアを出して企画書を書いてと主導していかないといけないので大変だったりしますが、その分、力は付いて行くなという感覚です。個人的に企画会議は少ない人数でやればやるほど、企画の濃度とパワーが強くなっていくと思っているので、信頼してる人たちとの1on1は今後も続けていきたいなと思います。

久しぶりの八坂さんと会議

 僕の師匠は誰になるかと考えると、やっぱし八坂さんの名前を真っ先に挙げる必要があると思います。八坂さんの番組に呼んでもらって放送作家デビューしたし、企画書や宿題の出し方など一通りの放送作家としてのやり方は全て八坂さんに教わりました。初めて台本書くときも過去の台本を八坂さんにもらったりして真似したぐらいです。八坂さんは事務所の先輩でもあるので、いつも良くしてくれるのですが、最近はあまり会議が被ることがありませんでした。

ただ今日、実は何年かぶりに企画会議で一緒にやらせていただきました。

制作会社さんに企画会議を誘われて、LINEしてたら、「作家は菊池さんと八坂さんです」と言われて、思わず「おおお」と声が漏れました。八坂さんとの企画会議は恐らく2年ぶりくらいかなと思います。

その間、特に僕は成長することもなく今夏もスイカを食べていただけなんですが、八坂さんはレギュラー多数で恐らく今の睡眠時間やばいんじゃないかと思います。八坂さんを始めトップランナーの方達と会議が一緒になるのは恵まれています。と同時に、僕の持ち味も出していかないとスイカ食べてるだけになってしまうので、頑張っていかないといけません。

僕と八坂さんを企画会議に呼ぶとは「なんて豪華なんだ!」と勝手に思ってたりするんですが、また企画を通して八坂さんと一緒に番組やって、他の番組やyoutubeを蹴散らしたいなと思います。

ずっと家にいると煮詰まる

 クリエイター系の人ってたぶん街に出た方が良いアイデア出せる人が多いはずです。なので通勤する時間とか、ふらっと外に出た時間とかが大事だったりしますが、今はそれが減ってますよね。ずっと部屋でパソコンをいじってる感じなので、ずっと家にいたりします。そうすると同じような事しか考えられなくなってしまって壁にぶつかります。意識的に知らない街に行ったりカフェに入ったりして、なんとかマンネリから脱却しようと心がけてます。


コロナ禍の企画会議はこんな感じです。スイカ食べながら頑張ります。



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菊池英夫
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