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読書記録・奥地圭子著『明るい不登校』を読み、自分を肯定する

先日は、小1の娘の家庭訪問日。娘は入学式と初日、給食開始日の3回は行きました。
でも後は行かなくなり、2週間が過ぎました。

正直朝から気が重かったです。
それでも、雨の中来てくださった先生とお話しましたが、娘は少しも会おうとしませんでした。

学校に少しでもきてほしいという先生。
少しも会おうとしない娘。
親としては、できることはやってきたつもりです。

生活リズムを整え、朝起きられないときでも、その時点で行けそうなら送るよと声をかけ。
少しでもいいから行ってみない?とも言いました。

先生には、学校に行かない間は、タブレットで学習していること。
子供の気もちを大切にしたいこと、だから無理矢理は行かせられないこと、率直にお話しました。行けたら行くとも伝えました。

先生も他校から赴任されたばかり。一年生の担任ということもあり、熱心なようで、毎日電話がかかってきたり。それも子供にはしつこく感じているようでした(あまり出られてはいなかったのですが)。
出られたら出るとお伝えしました。

先生の方から、コミュニケーションについて同級生と接する機会がないことを心配されていたので、オンラインでは機会を得ている旨を話しました。
その上で、自分の経験(ふとうこうの親歴は6年ほどかしら)から、大丈夫だと思うということも伝えられました。

その間、娘はマイペースに自分のやりたいことをして、明るく過ごしていました。
雨の中、うなだれた様子で帰られる先生の後ろ姿を見送り、私も疲れを感じて。
本当にこれでよかったのだろうかと考えてしまいました。

そこで『明るい不登校』を読んでみました。
私は子供の気もちを尊重し、やりたいことを応援している。
そしてそれを先生にも伝えられている。
だから、これでいいのだと思えました。
子供の不登校を受け止められなかったら、子供は明るくいられないのだから。

そんなふうに思っていたら。
昨日。先生からのアポ無し訪問。
当の小1の娘は無反応でした。
先生曰く、昨日私の携帯に電話したそうです。
ただ3人の子供を「ワンオペ育児」していたからか、着信音が鳴った記憶もないし、画面に何も表示されておらず。

アプリを開くと、確かに昨日の着信履歴がありました。
ただ、連絡先として学校には自宅の家電と、夫の携帯電話も提出してあるはずです。
昨日は幸い夫が在宅中だったので、夫が対応してくれ、「妻の携帯に繋がらない場合は私の方に連絡を」と言ってくれたようです。

この先生、少々難があると言いますか、、、以前お電話頂いたときも3回コールくらいですぐ切ってしまわれるので、出られないこともたびたび。
そして今確認したら留守番電話にメッセージが入っており、そこには
「折り返しお電話します」とのことでしたが、、、
なぜかその後電話もなく、いきなり訪問。

小4の娘も「当日電話しないのかね?」と首をかしげていました。
内容は、心臓検診の日にお休みだったから公民館で受診を、ということと、教材費の話でした。
玄関先とはいえ、家庭訪問に一度うちに来たことで、うちに来るハードルが向こうは下がっているのかもしれませんが、、、いきなりの訪問は困惑するのでやめていただきたいものです。

なかなか周囲には理解されにくい、「学校に行かない」という選択。それでも子どもたちが明るく過ごせていることが、嬉しいです。




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