🍇|ゆがみがなくなれば、好きなことに夢中になれるもんね。 「夢中になれる明日」/クラシエ コーポレートスローガン
「ねるねるねるね」愛好歴およそ30年のわたくし。
年に2〜3回、ドラッグストアでねるねるねるねだけ買って、一人で黙々と作って、黙々と食す。ふだんは刺激ばかりでしもやけみたいになっている頭の中をいったんリセットし、知的好奇心の発芽を再体験するのであります。
たまに「グミつれた」に浮気するときもあります。
そんな「ねるねるねるね」はクラシエフーズから出ている商品です。
毎日の暮らしに密着する〈美〉〈医〉〈食〉3つの分野を事業領域としている企業、クラシエ。
国民的シャンプー「HIMAWARI」も、国民的漢方薬「コッコアポ」も、国民的ミントタブレット「フリスク」も、そして国民的知育菓子「ねるねるねるね」も、ぜんぶクラシエ。ぜんぶ大好き。なんだ国民的知育菓子って。でもそうなんだもん。
嫌いだった自分の一部を、大好きになる
高橋一生演じる「ふしぎな雨男さん」でおなじみのシャンプーブランド「ディアボーテ HIMAWARI」はCM展開もすてきです。
雨嫌いだった女の子が、雨でもひまわりのように温かい雨男さんと出会ってから「雨も、自分の髪のことも大好き」になった、というキャラクターストーリー。
髪のうねりや広がりなどの「ゆがみ」を整え、思い通りの髪へ導く、という強みが表現されています。
つくるのは「夢中になれるもの」じゃなくて、「明日」
そんなクラシエは2020年に新スローガン「夢中になれる明日」を策定しました。
サウンドロゴ「♪夢中になれる明日、クラシエ」を初めて聞いたとき、は〜もうこれはクラシエにこそ宣言できることだなと激アツな気持ちになったことを覚えています。
だって「夢中になれるもの」じゃなくて「夢中になれる『明日』」をつくるわけなんですよ。
何かに夢中になれる、ということは、その直向きさを邪魔するものがない、ということ。
クラシエが、日々の暮らしの中のささやかな「嫌い」=「ゆがみ」ポイントを整える。
だからあなたは、日々の暮らしの中で「夢中」になれる時間が増える。
そんな明日をつくるために、今日「HIMAWARI」で髪を洗う。
体の不調を整えるために「コッコアポ」を飲むし、わが子と一緒に不安なくボディケアするために「ma&me(ボディミルク)」を使うし、人目を気にして話すことから解放されるために「フリスク」を食べるのである。
ねるねるねるねはもちろんそれ自体に夢中になれるけれども……!
この「夢中」が、子どもたちにとっては「夢中」の世界をがんがん広げていくための最初の一歩になっているんだろうな。
とかく、この日常の「ゆがみ」に クラシエが向き合ってくれるからこそ、我々は「夢中になりたいもの」に夢中になれているわけです。
ありがとうクラシエ。
「夢中になれる明日“へ”」とか助詞つけがちなところを体言止めしているところも力強さを感じます。
スローガンサイトもぜひ味わってください。
🍇|コピーをもぐもぐ
言葉があふれる世界で、気になるコピーをよくかんで食べてみる記事。
「葡萄食ふ一語一語の如くにて(中村草田男)」のイメージでぶどうです🍇
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