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時には人に任せよ
高校卒業する時に、最後に当時の担任が言った言葉。
「僕はここで教師になる前は建設関係の仕事をしていた。まだ20代半ばでいろいろ案件を監督した。正直ぺーぺーだし、自分に任された仕事は自分で解決しようともがいてた。でもどうしてもどうにもならない壁にぶち当たった時、自分よりも専門的にその業務をこなしている人に頼ってみた。頼る不安もあるけど、ひとりで悩んでいた時より物事がスムーズに運んだ。これから大人になっていくみんなも是非『人に任せる』ことをしてみてほしい。」
(かなり前だからあやふやだけど、だいたいこんな感じ)
特に深い思い出のある先生でもなかったけど、未だに思い返される言葉。
フリーランスとして生きている今、この考え方の大切さに気付かされることがとても多い。
人に任せることのメリット。それは、
お金が絡む以外での人間的信頼感が生まれること。
「人に任せる」というのはその人を信用していないと出来ないし、相手の力量をある程度認めていないとそういう発想にはならない。
たとえ小さなお願いでも、必要としてくれる人に応えようと思うのが人間というもの。心理学だとピグマリオン効果という。
人に必要とされた時、この人の力になろうとする気持ちが生まれ、それの積み重ねが両者間の絆になる。
(かと言って何でもかんでもお願いをぶん投げていい訳ではないけど…)
そして、いざ本当にどうにもこうにもならない大ピンチのときに、あの人の頼みならば多少無理をしても構わないという助けに来てくれる人が現れる。
私も何度も救われた経験があるので、日々の「持ちつ持たれつ」は馬鹿に出来ないなと常々実感する。
藤枝先生、元気にしてるかなぁ。