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不登校でも不安じゃないワケ。

久しぶりにママ友とお茶して色々聞いた。
保育園から一緒だった○○ちゃんは、小3のときの担任の先生が原因で不登校になっているとか。そういえば○○くんも小学校から不登校だよね、おばあちゃんがちょっと問題あるみたいだね〜とか。
彼女自身は、「うちの下の子、ちょっと心配。何考えてるかわからへん〜」と、あっけらかんと話していた。まぁ、いわゆる普通の、“うちの子”話。

で、ちなみにうちの息子(中1)は、ただいま絶賛不登校中。もう1ヶ月半だから、「不登校」扱いしてもいいよね。
そりゃぁ親としては色々考えたし、こう接した方が良いのかな?いや、むしろ無関心がいいのか?そもそもどういうときにしんどくなるんだ?とか、あらゆるアプローチも試みたつもり。心の問題かもしれないし、単純に成長期の身体の問題かもしれない。それなりに悩んではみたけれど、結果、「しゃあないな〜」に、落ち着いた。
だって、元気なんだもん、息子。楽しいんだもん、喋ってて。
少なくとも、親とのコミュニケーションにはまったく問題がない。何でも話すし、言うことも聞く。手伝いもしてくれる。だから、一緒になって「なんでしんどくなるんだろうね〜?」って首をかしげてる。

目の前の問題……

学校へ行けない→勉強が遅れる→テストも受けられない→成績がつかない→入試に影響する→良い高校へ行けない(かも)…を考えるとそりゃ不安もあるよ。夏休みからずいぶん頑張って勉強してたのにさ。


でも、ちょっと未来のほうから視点を向けてみると、、、

まだまだ何十年も続く人生の、ほんの最初のほうの数ヶ月。学校に行けないからって、それがどうした。親の責任の範疇をそろそろ超える中学生。自分の人生なんだから、今足踏みした分を後で勝手に挽回すりゃいいさ。
要は、挽回したい!と自分で思えるだけの、人生の目的を持てるかどうか。
そこはこれまでの子育てで醸成させてきたつもり。いつエンジンがかかるかはわからないけど、人生そのものに価値があること、その人生を与えてくれた親に感謝すること、はちゃんとわかってる子。そんな息子を、誰より私が信頼してる。
(息子の傾聴力、共感力の高さがわかるリンクは下記へ♪)

親が本当のコミュニケーションをとっているか

で、ママ友と話していてはっきり感じた。
結局はコミュニケーションだね。我が子と心の底から向き合い、知ろうとする本当のコミュニケーションがとれてるかどうか。
「うちの子、何を考えてるかわかんなくて」ってよく聞くフレーズだけど、それって親の関わり方次第なんだよね。知ろうとする深い関わりをしないままどんどん時が流れて、気づいたら取り返しのつかないことになる。もちろん普通に良い子に成長する場合が多いんだけど、万が一悪い方にいっちゃっても、その両者には育った環境に大きな違いがなかったりする。だから怖い。


不安って、わからないということ。

何を考えてるかわからない、何が起こるかわからない、何をしていいかわからない……。それがわかれば、不安はなくなり、やるべき課題が見えてくる。

そういう意味で息子について不安はない。もし不安になったら、何が不安の要因なのかたくさん話して具体化して、できることを試してみるだけのこと。
なので、今は絶賛お試し中なのだ!
これって、人生の貴重なエピソードになり得るできごと。
私の人生ストーリー、また面白くなるんじゃね?


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