シン・エヴァンゲリオン
エヴァンゲリオンの最後の映画をみた。
宇多田ヒカルと庵野監督のインスタライブの動画を家族から勧められて見て、映画がいつ上映されるのか調べたら、もう映画館で上映されてて、しかも今月で終了するとのことだった。
昔ほどの思い入れはないけれど、映画館でみないと行けないと思い、今日朝いち行ってきた。
全てを見終わって、何か不思議な感情だった。
面白かった。
心にひっかかる言葉も沢山あった。
映像的にワクワクする場面もいっぱいあった。
でもそれとは違う何かの感情があった。
ずっとそれが何か不明瞭だった。
夕方、それがなんとなく分かった。
エヴァンゲリオンが始まったのが、中学生ぐらい。
以来、はまってTVも映画も全てみた。
ワクワクし、登場人物たちに恋をし、とても濃い時間を過ごしていた。
それから早20年以上が経った。
気が付いた。
ずっと終わっていなかったんだって。
当たり前だけど。終わっていなかったんだけど。
心の中でも、中学生時代からの想いが続いていて、間違いなく私の青春の1ページになっていて、その青春が実は今日までずっと継続して続いて、それが今日終わったんだって、気が付いた。
終わらないことで、ずっと心の中で現在進行形で生き続けてきたんだ。
もうとっくにエヴァンゲリオンへの以前のような熱は冷めていた。
でもあの時の青春はずっと続いていたんだ。
とても不思議な感覚。
この年月があったからこそ感じた感情。
懐かしい当時の感情。
それから今の私の生きてきた道。
東北での震災、コロナ、いろんなことが起きてきた。
ひとの生き方。
こんな貴重な時間と感情を経験させていただき、本当に感謝しかない。
この感情を大事にして生きていきたい。
中学生の時にこの作品に出会えたことに感謝します。
制作されたみなさまありがとうございました。
本当に、お疲れ様でした。