先生はこんがり焼いた状態
先生は鶏の丸焼き
おれは半分焼いてるところで
メストレは骨
何のことかわかりにくい例えで、
カポエイラの先生と自分の状態を料理に例えている。
先生は完成されているから、こんがり焼いた鶏の丸焼きで、
自分はその途中で、メストレというのは先生の先生だから、
食べ尽くされて骨になった状態なんだそうだ。
来週ブラジルからメストレが来てワークショップがある。
息子は、ポルトガルの語の挨拶の練習をしている。
初めて会うメストレを想像しているのかもしれない。
自分の道の先に憧れの先生がいるという状態は楽しいだろうなと羨ましいと思った。息子は、最近宿題を終わらせてカポエイラの練習をする。
好きな技の練習と苦手な技の練習をして、汗をかいてお風呂に入る
そしてこの例えだ。
半分焼いてる状態はおれと誰々と誰々と誰々で、とカポエイラ仲間の名前も出てきていた。中学生のカポエイラの先輩は、焼かれて冷めてもう一回あっためた状態というかなりわかりにくい表現ではあるが、先にいるのだろう。少しづつ少しづつ、難しい技ができそうでできなく悔しくも楽しそうだ。
メストレはどんな状態なのだろうか。
本当に骨かな。会うのが楽しみだね。
もしかしたら、君はまだ焼く前の下味をつけている状態なんじゃないかと私は聞いていて思ったけど、言わなかった。
君には完成に見えてる先生もメストレもまだ料理の途中なのかもしれない。
焦らずじっくり時間をかけて焼いていくのがいいね。
料理と同じだ。いい例えだと思った。
ちなみに私は鶏肉の丸焼きを作ったこともないし食べたこともなく、息子も以下同文だ。
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