TAKARA KIKOYA

1988年生まれ、舞踊家。5歳から踊りをはじめる。Idyllwild Arts Aca…

TAKARA KIKOYA

1988年生まれ、舞踊家。5歳から踊りをはじめる。Idyllwild Arts Academy卒業後、NY、カナダ、スペインの舞踊学校を経て帰国。フラメンコで数々賞を受賞、またダンスアート作品を制作し映画祭で入賞。現在は沖縄に移住し伝統芸能や琉球舞踊の研鑽に励んでいる。

最近の記事

流れ

自分の中に流れているものがある そして自分が置かれているところの流れがある 自分は流れの中にいるそれまた一人の流れであると感じる この世のすべてが流れであるなら、 流れというものには逆らうことはできない どんなに自力でもって逆らおうとしたって流れには敵うものではない 私という流れは私の周りの流れに乗って、流される場所に行く 流れが合わないなら勝手に別の流れに合流して違う流れに乗るようになるだろう 流れとは流れで、 それが人生ワタクシ流だ 川でも潮でも風でも 血液でも熱でも気

    • ダメな方が磨く価値もある

      だめな自分でありたい、 でもだめな自分や良い自分てなんだろう? 人ってどうして、いい人であろうとするのだろう。でもそれもいい事なんだと思う。 でも、いい人がなんだか分からないから尚更、いい人でいようとする方が不自然な気もするのだ。良いとか悪いって、誰の指標?って思ってしまう。それは社会悪かどうかの指標になっていることが多いのかなと。 良い人でいることより、わたしでいたい。わたしらしくいてもいい人っぽく評価されることはあるけど、全部他人事に聞こえる。悪いやつ呼ばわりされる

      • 初心と憧憬

        沖縄に移住してもうすぐニ年半になる。 コロナ禍に入ったとき、今だと思って始めたのが琉球舞踊。わたしは元々現代舞踊を長年やってきたものだからそれが活動の本業だったけれど、琉球舞踊に魅せられて、どんな想いをしたとしても、生きている限り死ぬ寸前までやり続けていたい、そんな踊りと出逢ったのだ。 移住するにあたって、わたしは猫とフタリで来た。猫の名前はマツコという。通常"マツ"と呼んでいる。こいつはなかなかに度胸のある猫で、孤独よりも冒険心が勝るタイプだ。彼女が居てくれるとわたしも