気功と道教。 なぜ中国人の太極拳は一人一人味があるのでしょうか。
中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室で習ったことや、盛先生のお話し、参加者の体験談、『気功奥義』シリーズを編集しながら教えてもらったことなど、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。
***
先日、
気功は道教の影響を強く受けている、
そしてその道教には
無法の法、という法があるというお話をしました。
今日は、
無法の法と気功との関係について、
もう少し考えてみたいと思います。
儒教の影響を強く受けている日本では
こうあるべきという
ルールがあり、
そのルールを守ることを
当たり前としています。
しかし無法の法の道教は
法に縛られません。
その思想は
気功だけでなく、
同じ中国文化である
太極拳やカンフーなどの
中国武術も同じです。
よく、日本人の太極拳と、中国人の太極拳は違う、と言われます。
もちろん、子供頃から近所のおじいさん、おばあさんがやっている太極拳を見て育った中国の人達とは、そりゃ違って当たり前だろう、とは思いますが、それ以上に、何か大きな違いがある気がします。
そう盛鶴延先生はおっしゃいます。
つまり、中国人の方の太極拳は
型にとらわれていないのですね。
気功も同じです。
気功も
形にとらわれると、
気から功に成るのは難しいとも言います。
気から功に。
無法の法に。
あとの1%に。
常識より
もっと上のものに興味があれば
結果が、
智慧がでてくる
そうです。
====
もしよろしかったら、「スキ」「フォロー」をお願いいたします。励みになります!
====
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?