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気功と縁|「出会いがない」と悩んでいた女性に、陰陽視点でアドバイスされた時のお話です。

中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室(毎週木曜日、東京自由が丘で開催)のお話しや参加者の体験談など、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。

***

盛鶴延先生の気功教室は、
毎週木曜日19時〜21時、
東京自由が丘で開催されています。

最初の1時間は
気功のお話をお伺いし、
後半の1時間に
実際に気功を行います。

この前半の気功のお話の時間に
質問のコーナーがあるのですが、

どんな質問でもいいですよ。

という、盛鶴延先生のその言葉通り、

真面目な気功の質問から
人生相談的な質問まで
自由に質問します。

盛先生ご自身、
上海では精神科の先生だったこともあり、
とても相談しやすい雰囲気ですし、

自由が丘教室は
参加者名簿がなく、
そのため毎回顔を合わせていても
どこの誰だかはわからない。
ある意味、
プライバシーが守られているので
気安く自分のことを質問できます。

なので、
本当にいろいろな質問が出るのですが、
それが
気功の相談であっても、
人生相談の場合であっても、

盛鶴延先生は
その問題の本質を
気功の視点から
その人に合った形でお話されます。

ある時の
気功教室でのことです。

盛先生は、ある女性に向かって

結婚ねぇ。

と話しかけられました。

その時、その彼女から
ご自身の結婚についての質問が
あったのかなかったのか
具体的な流れは忘れてしまったのですが、

どうやら、
彼女は結婚をしたいと思っているけど、
なかなか出会いがない。
どうしたら出会えるのか。
と悩んでいたらしいのです。

今日はそんな、
結婚相手との出会いがないと
悩んでいた彼女に
気功の陰陽の視点から
「人の縁」について
お話された時のエピソードをお伝えします。

***

先ほどの
結婚相手との出会いがないと
悩んでいた彼女に
盛鶴延先生は、
こうお話をされました。

人との縁は
今、目の前で出会って
できるのではなく、

あなたがその人と出会うより
ずっと以前に
見えない世界、
陰の世界で決まっている。

気功の世界は、
陰陽、道(タオ)の世界です。

陰の世界は
見えない世界

陽の世界は
見える世界です。

陰陽の世界では
陰が先に動き、陽が後に動きます。

見えない世界、陰が先、
見える世界、陽が後です。

彼女の場合も、
今は、
出会いという
見える陽の動きが出てくる前の
見えない陰の世界を動かす時
なのかもしれません。

陰のエネルギーを溜めて
陰の世界を動かす
準備をする時なのかもしれません。

気功は
この陰の世界のことです。

気功の修行で得られるエネルギーは、
陰のパワーです。

ただ、
陰のエネルギーは
レベルが高いため、
ただ一生懸命練習すれば
得られるというものでもないそうです。

陰のエネルギーは
レベルの高いものです。

陰のエネルギーは
ただ一生懸命、
気功練習するだけでは足りません。

陰徳を積まなければいけません。

気功は陰徳の世界です。

そう盛鶴延先生はおっしゃっていました。


ただ、誤解していただきたくないのは、
今、彼女が
陰徳が足りないとか
そういう話をされているのではありません。

ただ、
見えない世界とは
そういうものだ

とおっしゃっているだけです。

だから、
見えない世界で縁を作るためには

今、現在、出会いがない、という
陽の世界に目を向けるのではなく、
まだ見えない陰の世界に目を向ける。

そのためにも
陰のパワーを強くする。
陰徳を積む。
それが大切だ
とおっしゃっているのだと思います。


そして、盛先生は続けて
こうおっしゃいました。

今、
あなたの相手は、
シンガポールにいるかもしれない。

そして2年後、
日本に来るための準備をしているかもしれない。

2年後、
日本であなたに会うための
準備をしているかもしれないよ。

***

私も
仕事や生活の中で、
課題や悩みがあったり、
なかなか成果がでないと、

陰が先だ。
陰徳を積むことが先だ。

と思いながらも、

大丈夫だろうか。
本当にちゃんと
正しい道を歩んでいるだろうか。

と、迷ったり、不安になったり
揺れます。

でも、そんな時、
この話を思い出すと、

そうだな。

今、きっと
一生懸命
準備してくれているかもしれないな。

と、思ったり、

そうだよなぁ。
今、シンガポールで
準備しているかもしれないな。

確かに
シンガポールは遠いよなぁ。
そりゃ、
時間がかかるよなぁ。

と思うと、
くすっと笑えて、明るい気持ちになります。

***

あの盛先生のアドバイスから
もうすぐ2年になります。

その後、どうなったのか。
もし聞ける機会があったら
聞いてみたいなっと思っています。

では、また!

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