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気功と中丹田|不安な時におすすめの気功法、蓮花功をお伝えします。

気功 ブログ|
中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室(毎週木曜日、東京自由が丘で開催)のお話しや参加者の体験談などから、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。

***

ある日の
盛鶴延先生の
気功教室でのことです。

盛鶴延先生は
こんなお話をされました。

上丹田
中丹田
下丹田と
3つの丹田が
ありますが、
 
上丹田のエネルギーは
陰ですね。
 
下丹田のエネルギーは
陽です。
 
中丹田のエネルギーは
上側は陽、
下側は陰ですね。


3つの丹田




上丹田の
陰のエネルギーと
中丹田の
上側の陽のエネルギーが
つながり、

中丹田の
下側の陰のエネルギーと
下丹田の
陽のエネルギーが
つながると、

3つの丹田の
エネルギーの関係が
整って綺麗ですね。

しかし、
不安とか
心理的な問題が
あると、

中丹田の陰陽が
上下逆に
なっています。

そのため
3つの丹田の
エネルギーの関係が
整いません。

そうなると
不安になります。

そして
教室に参加している
みんなを見ながら
こうおっしゃいました。


みなさんも日常生活で
その時は

「あぁ。そうか。
 仕方ないなぁ」

と思ってはいても
後で、

「でも、なんで?」

と思うことが
ありますよね。

その時、
中丹田の陰陽が
上下逆になります。



でも、
色々考えて、

友達とかにも
話たりして、

「あぁ。そうか。
 やっぱり
 そうだよな」

と思うと
また
中丹田の陰陽が
上下逆、
元に戻ります。

でも、
家に帰って
さぁ、寝ようと思っても
なかなか眠れない。

「うーん。
 やっぱり、なんで?」

そうなると
また
陰陽の上下が
逆になります。

そして
静かに優しく
こうおっしゃいました。

人間関係。
そんなものですよ。

今回は
そんな中丹田が揺れる
不安な時に
おすすめの気功法、
蓮花功(れんかこう)を
お伝えします。

***

盛鶴延先生は
そうお話になった後、

中丹田のところに
両手で
蓮の花を作りながら

ーーー

♪ 咲いた、咲いた
チューリップの花が〜♪

のチューリップの歌の
チューリップの花の
振り付けのように、

両手の親指と小指を
合わせて
蓮の花を
作りながら

ーーー

そういう不安な時、
蓮花功(れんかこう)が
おすすめですね。

呼吸に合わせて
蓮の花を
閉じたり
開いたりします。


息を吸って〜
蓮の花を閉じる。


息を吐いて〜
蓮の花を開きます。

そして
ゆっくり
呼吸をしながら

両手で作った
蓮の花を
呼吸に合わせて
開いたり
閉じたりされました。

そして
こうおっしゃいました。


多くの方は
息を吸う時、
肺が開く
と思っています。

でも違います。

息を吸う時、
肺は小さくなります。

息を吐く時、
肺は開いて、
大きくなります。

こういう
身体のしくみを
正しく知らない方が
多いですね。

蓮花功の
花が開いたり閉じたり
する原理も
同じです。

息を吸った時、
蓮の花は閉じます。

息を吐いた時、
蓮の花は開きます。

そしてこうおっしゃいました。


人は不安な時、
自分でも
考えすぎていると
わかっていても

なかなか
その考えを
変えることが
できないですよね。

そういう時
こういう
気功法を
知っていたら

すごく
助けてもらえますね。


盛鶴延先生は
冒頭の

人は不安になると
中丹田の陰陽が
上下逆になる。

と言われた時、

右手を軽く握り、
手の甲を上にして
中丹田の前に置き、

くるっと
手首を回して
手の甲を
下向きしました。

そして

ああ、そうかと思った時、

とおっしゃりながら

また手首をくるっと返し
手の甲を上向きにされました。

その
くるっ、
くるっと
手の甲が
上を向いたり
下を向いたり
する動作が

まさに
心が揺れている様子を
表しているようで、

しかも
ちょっとしたことで
すぐに
くるっ
くるっと
陰陽が逆転してしまう様子を
見ているようで

なるほどなぁと
思いました。

確かに
一度、納得したつもりでも

いやいや、
やはり違うのではないか?

と気持ちが揺れることは
よくあります。

そして
その度に
中丹田の陰陽が
くるっ
くるっと
逆転すると思うと

確かにちょっと
大変かもと思いました。

人間関係。
そんなものですよ。

という
盛鶴延先生の言葉に
救われる一方、

そんな時、
自分の呼吸と合わせて

ゆっくり
蓮の花を
開いたり閉じたりする
蓮花功を知っていると

確かに
助けてくれるかも
と思いました。

では、また!

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