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気功と瞑想|意識で気、エネルギーを採ってくる採気という方法があります。疲れたなぁという時におすすめです。

中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室のお話し、参加者の体験談、『気功奥義』シリーズを編集しながら教えてもらったことなど、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。

***

ちょっと疲れているなぁ。
なんとなく気力が落ちているなぁ。

そんな時、ありますよね。

それでなくても
季節の変わり目は疲れるのに
今年のように
気温の変化が急だと
なかなか身体がついていけません。

疲れを感じた時は
ゆっくりと休むのが一番です。
もし可能なら
どこか心地の良いところにいって
ゆっくりとしたいですね。


海辺で波を見ながらぼーっとしたり
森の中で鳥の声を聞きながらぼーっとしたり。

そうして
自然に抱かれながら
疲れを癒し
自然からエネルギーをいただき
英気を養う。

最高です。

でもなかなか忙しくて
そういうところに行く時間を作ることは
難しいという方も多いと思います。

安心してください。

家にいながら、
自然のエネルギーをいただく方法があります。

採気(さいき)という気功法です。

採気とは、
蜂が花の蜜を吸って
巣に戻り蜜を蓄えるという
一連の動きからきている気功法だそうで、
意識で、気、エネルギーを持ち帰る瞑想法です。

蜂が蜜を採ってくるように
家で瞑想しながら
意識で心地よい場所のエネルギーを
採ってきます。

今回はそんな
意識で気、エネルギーを採ってくる方法、
採気についてお伝えします。


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普段私たちは何気なく
「気」が付く言葉を使っていますが、

例えば
気が合うとか
気を使うとか。

中国にも同じように
気を使う言葉があるのですが、
その中から気功の用法として
体系的にまとめたものがあります。

実は盛鶴延先生の著書
『気功革命秘伝奥義解説書』の最後に
さらっと「気に関する言葉」を32個
掲載しているのですが、
実は、1つ1つの言葉には
深い内容が含まれています。

盛鶴延先生も

この1つ1つの言葉を説明するだけで
それだけで一冊の本になるね。

とおっしゃっていたぐらい
気について深く考えることができる言葉です。

その「気に関する言葉」で
紹介されている中の1つに
今日、お伝えする「採気」があります。

採気は

海や山、
あるいは具体的な場所、
ハワイでも
どこでもよいのですが、

そういう気の良いところをイメージしながら、瞑想し、意識でそこの良い気、エネルギーの場所にいき、その良い気を持ち帰ってくる方法です。

イメージする先は、
場所でなくても
昔の自分でもよいです。


例えば、
5歳の時の自分、
10歳の時の自分、

子供時代の
エネルギーに満ち溢れていた自分を思い出し、
その時に意識を合わせ、その時代の若々しい、元気なエネルギーを持ち帰ってくるのです。

子供の頃、
無駄にエネルギーに溢れていましたよね(笑)。

瞑想して、
その頃の自分のところにいって
その頃の自分のエネルギーを体感し、
その当時のエネルギーを採ってくるのです。

この時、ポイントは
詳細にイメージすることです。

例えば、5歳の時の自分に行くならば、
その5歳の時の自分の気持ち、見えているもの、感じていることを、細かく細かくイメージするのです。

どんな洋服を着ていた?
それはどんな生地?色は?
着心地は?

その時、何が見えた?
その見ているものの形は? 色は?
他にはどんなものがあった?

気温はどう?
風はどう?
何か音が聞こえた?
香りはどう?
・・・。

瞑想しながら
5歳の自分のところにいって
微細なことを
観察しながら、体感します。

そうすると、
よりその当時のエネルギーを体感でき、
持ち帰ることができます。


やってみると
意外と記憶にすらなかったことも
思い出されたりします。

そして、必ず、
その場の気・エネルギーを
持ち帰ってきてください。

行ったきりではダメです。

そこで感じたこと、
体感したこと、
そこの気、エネルギーを
持ち帰ってきてください。

そして持ち帰ってきた気を
しっかりと下丹田に収めるのです。
つまり収功するのです。


よく行ったきりの人がいます。

あの頃は楽しかったなぁ。
あの頃は僕もエネルギーに満ち溢れていたなぁ。

そう言いながら
その時代に気持ちが行くだけで
そこで終わっています。
行ったきりで、
その気、エネルギーを持ち帰ってきていない。

もったいない。


せっかくそんな
その良い時代の気、エネルギーを
体感することができるのであれば、
しっかり持ち帰ってきてください。

ぜひ。


***

この採気は
いろいろな場面で使えます。

例えば、
瞑想してイメージでエネルギーを採ってくるだけではなく、実際の人からエネルギーを採ってくる、いや、言葉が悪いですね(笑)。いただくこともできます。


例えば目の前の元気な子供達からエネルギーをいただいたり、若者の多い多い賑やかなところにいって、そういう若々しいエネルギーを採気することもできます。

盛鶴延先生曰く、

子供はエネルギーの塊だから
いくら採っても大丈夫。

だそうです(笑)。

あと、採気する場所としては
映画館もおすすめだそうです。

映画館には
若いカップルがたくさんいるではありませんか。
その若いカップルのエネルギーを
もらってくるのです。

元気になるそうです!
ぜひお試しください。

***

あと、意外なところから
エネルギーを採ってくることも出来るそうです。

ある日の気功教室で、
何かの予定を決めるために、
教室にかかっていたカレンダーを
盛鶴延先生と一緒に見ていました。

そのカレンダーは
美しい自然の風景の写真のカレンダーで
ちょうどその月の写真は
海に沈む夕日でした。


そのカレンダーの写真をみながら
ふと、

この写真からも
エネルギーを採ってくることができるね。

と盛先生がおっしゃったのです。

ええっ!
ここからも、ですか!?


ぜひ、みなさんも
疲れたなぁ。
最近ちょっと元気がないなぁと思った時、
この採気を試してみてください。

でもくれぐれも
行ったら、必ず
採って、戻ってきてくださいね。

そこは
がっちり
いきましょう!

ではまた!

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