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日本の原風景に触れる「KINOTO」ブランドが始動!古き良き日本を愛する人々をご紹介

基弘会編集部の母体である社会福祉法人基弘会は、大阪と仙台で介護医療事業を展開しています。
おかげ様で地域の皆様に愛され、法人設立から早20年が経ちました。

私たちは介護サービスを提供するものとして、お客様である高齢者の方に、本当に価値のあるサービスをお届けしたいと考え事業運営を続けてまいりました。

過ごしていただく空間で使う建材は、木材や石材、漆喰といった天然素材を使用して、優しい空間を作っています。
手にする食器類はプラスチックやメラミンなどではなく、陶器やガラスを使っていただいています。
また、提供する食事は、無添加、農薬不使用などの安心・安全な食材を取り入れています。

私たちの施設で使うものは、身体と心に少しでも優しいものを選んできました。それこそが「価値あるサービス」だと考えているからです。

このように様々なこだわりを持つ基弘会から、そのこだわりの中でも特に、厳選したものを「KINOTO」ブランドとして発信していくことにしました。

そうすることで私たちが提供する「価値」を皆様にわかりやすくお伝えすることができると考えたからです。

今回はそんな「KINOTO」について、ご紹介したいと思います。

味やストーリーのある乙(おつ)なブランドに

表紙予定_アートボード 1

KINOTO=キノトは基弘会が発信する価値あるものを表現したブランド名です。

KINOTOは「乙」という漢字の読みです。

乙(おつ、きのと)とは、江戸における美的観念のひとつ。粋(いき)はあか抜けていてかっこいい意ですが、乙(おつ)は、普通とは違うけれど味わいや面白みがあることを意味します。
また、十干(じっかん)の2番目であり、「木の弟」ともいいます。
実は基弘会にはスタッフの成長を表す「夢のなる木」というストーリーがあります。
これは、スタッフの「考える力」「成長する力」「信頼する力」を育むこと、そのマインドを示したものですが、それを木が成長するようなイメージのシンボルマークで表現しています。

夢のなる木_アートボード 1

乙という文字に含まれている「木の弟」という言葉の意味が、私たちのマインドである「夢のなる木」の弟的な存在である意味も込められ、KINOTOというブランドが誕生しました。

KINOTOのシンボルマークはこんなデザインです。

KINOTOロゴ_アートボード 1

古き良き日本文化とアイディアで、人と文化、人とモノが出会う(繋がる)という思いを込め、「乙」の文字をベースに上記の3つのモチーフを合わせ「会」をイメージしました。

KINOTOな商品には、このブランドロゴを入れてお届けしています。

キノトマーク_アートボード 1

「KINOTOな商品」とは?

KINOTOサイトはこちらhttps://kinoto-soko.com/

挿絵1_アートボード 1

KINOTOな商品とはどんなものをいうのかというと、

■農薬や除草剤などを使わずに栽培されたお米(生産地多数あり)

■昔から無農薬で栽培が続けられている滋賀県東近江市の政所茶

■昔ながらの製法で作られたお酢

■遺伝子組み換えでない国産大豆を使用して作られたお味噌

■天然素材で染められた布で作った肌に優しいマスク などなど

つまり、日本古来の製法で、心を込めて作られているものです。

それらを、私たちが適正な価格で購入させて頂いています。頑張る農家さんにこれからも素晴らしい商品を作り続けて頂くため、応援したい気持ちもあります。

KINOTOの商品の奥には、それぞれの作り手の思いやストーリーがあり、そこには都会に住む私たちが忘れてしまっているような、古き良き日本の原風景が存在しています。

社会福祉法人としてそんな価値あるものを後世に繋ぐお手伝いが出来ることが、サスティナブル社会への貢献だとも思うのです。

KINOTOな人々をご紹介

挿絵2_アートボード 1

KINOTOのブランドサイトでは、KINOTOに関わる作り手のストーリーを紹介しています。

第一弾としてご紹介しているのは、政所茶の高橋農園さんです。

政所茶は、滋賀県東近江市政所町で古くから栽培されているお茶で、この地域の特産品として600年以上の歴史をもち、大綱秀吉が愛したお茶として全国に名を馳せてきた銘茶です。
しかし近年は集落離散や少子高齢化により生産量は最盛期の30分の1以下まで減少。生産者の平均年齢も70歳を超え、「幻の銘茶」と呼ばれるまでになっています。

そんな高橋農園さんから、ご縁あって安心安全でおいしいお茶を購入させて頂くようになった基弘会は、齢80のお母さんが切り盛りする茶園で収穫などもお手伝いさせて頂いています。

挿絵3_アートボード 1

お母さんと一緒にお茶摘みをしながらいろんなお話をさせて頂きましたが、お茶に対する深い愛情を知り、それから毎日頂く政所茶が、より美味しく感じられるようになりました。

私自身が政所茶の大ファンになりましたし、愛情がたっぷり込められ育てられたこのお茶のことを、もっと多くの方に知って頂きたいと思いました。
お母さんは、「何としても自分の代まではこの茶園を守る」と頑張ってこられました。

ですが政所の地域ではお茶の栽培をやめてしまった農家さんも少なくなく、この希少なお茶を後世まで守っていくためには農・工・商をいかに繋げていくかがとても重要な課題なのです。

KINOTOというブランドでこの商品を紹介することは、政所茶と社会を繋ぐ役割の一端を担うこと。
それが社会福祉法人として出来る地域貢献活動だと思うのです。

「KINOTO」ブランドをよろしくお願いします。

挿絵4_アートボード 1

食の安全が見直されている昨今、安心安全な農法・製法を続けておられる農家さんや生産者さんが正しいことを続けられる社会を守っていくことが大切なんだと、改めて感じています。

基弘会はそんなKINOTOな人々を発掘し、つながり、基弘会をご利用いただく方々に提供していくことで、関わるすべての人々が幸せになれるように。
基弘会にかかわって頂いているすべての方が「健康で暮らし続けていただけること」が一番の価値だと考え、それが介護・医療事業を提供する私たちが出来る社会福祉活動だと信じて、これからもKINOTOな活動を続けていきたいと思います。

KINOTOのブランドサイトでは今後もさまざまな「KINOTOな人々」を紹介していきます。商品の素晴らしさだけでなく、その奥にある日本の原風景にぜひ触れていただければと思います。

どうぞお楽しみに!

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