木こりの小僧

これまで木こりの小僧として学んだ技術的なことを発信したいと思います ただし、現在の安全基準を満たさない内容も含まれますので、自己責任で参考にしてください

木こりの小僧

これまで木こりの小僧として学んだ技術的なことを発信したいと思います ただし、現在の安全基準を満たさない内容も含まれますので、自己責任で参考にしてください

最近の記事

(特伐の相場について) 私が民間の林業会社に勤めていた頃、 社長に「見積もりの値段はどう計算しているのか?」と聞いた。 社長は「野生の勘」と答えた(笑) 吊るし伐りできる空師が少ない時代、特伐の相場は言い値・・・ にわかアーボリストが増えて価格競争が起こる前のお話しでした

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    プロセッサ造材の注意点

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    間伐の作業スピードの目安を聞いた。切り捨てなら1人1日で2反歩、車両系林業機械による林産なら1班1ヶ月で4町歩だそうだ。条件によるだろうが、目安として覚えておこう。

    間伐の作業スピードの目安を聞いた。切り捨てなら1人1日で2反歩、車両系林業機械による林産なら1班1ヶ月で4町歩だそうだ。条件によるだろうが、目安として覚えておこう。

    凸地形への伐倒で参考になる記事を見つけた。受口より低い高さに追口を入れる方法(道具と技 Vol.4 p.20)。ヒノキ林間伐でチルで引き倒すとき、台付をかける位置が低い場合に、つるがちぎれて元口が切り株から落ちるのを防ぐために逆の段差にするのは知ってたけど。試してみよう!

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    凸地形への伐倒

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    プランナーの方に聞いたお金の話 搬出間伐は補助金がないと採算が合わない。立米あたりで、伐出のコストが1万2千円(この時点で材価とトントン)、トラック運搬等まで入れて1万3500円。国の補助金がha50~60万円出るお陰で、森林所有者には良ければha30万円程度返せるのだとか

    プランナーの方に聞いたお金の話 搬出間伐は補助金がないと採算が合わない。立米あたりで、伐出のコストが1万2千円(この時点で材価とトントン)、トラック運搬等まで入れて1万3500円。国の補助金がha50~60万円出るお陰で、森林所有者には良ければha30万円程度返せるのだとか

    フォワーダにこれ以上積めないくらい乗せないと、「そこにもう1本乗るだろ!」って怒られるけど、積み木ゲームみたいで、ものすごく時間と神経を消耗する。途中で落ちてしまいウインチで集材するハメになったり、急斜面で自分の方に来たり…適度に積んで往復を増やした方が良いような気がする

    フォワーダにこれ以上積めないくらい乗せないと、「そこにもう1本乗るだろ!」って怒られるけど、積み木ゲームみたいで、ものすごく時間と神経を消耗する。途中で落ちてしまいウインチで集材するハメになったり、急斜面で自分の方に来たり…適度に積んで往復を増やした方が良いような気がする

    林産(高性能林業機械)作業手順メモ

    下刈り ・道際は見た目上重要なのでしっかり刈っておく。 ・切り口は直角に。 ・下刈りで太いのを高く残す。メリットとしては、材を出す時にガードになる。デメリットとしてプロセッサのヘッドに引っ掛かったことがあった。 ・下刈りで高く残したのは、シカの樹皮剥ぎ被害を、スギ・ヒノキでなく灌木の方にいかないかという考えもあった。灌木の樹皮も剥がされていたため。 ・太い所はチェーンソーで切った方が早い場合も ・道際はチェーンソーで片付けながら。 ・下刈りの時は、岩の頭が出ていないかとか、

    林産(高性能林業機械)作業手順メモ

    森林測量

    コンパス測量 公図をもとに測量する。公図は所有者毎の境界を示しているが、測量では、境界に加えて樹種(人天別)、様子が違えば林況に応じて境界を分ける。これによって、エリアごとに事業種を区分する。事業にならないような山は「山主自力」で山主が自分で伐ることにして、放っておく。 コンパスの使い方 まず作業の前に、コンパスに北の方角を教えてあげる:「キャリブレーション」。測量するときは、コンパスをのぞいて、左上に「F」が表示されている事。これはフィルターモードでポールの反射板のみ感知

    間伐の作業手順メモ(林産)

    伐倒 (事前準備) ・林産のときは玉切り予定地(目測で分かる)で切り易いように桟を敷いておく。 ・伐倒方向に、伐倒木の桟になるように細い丸太を横にしいていた。玉切りのとき地面につかないようにと、枝払いのとき丸太を回しやすいようにするためと思われる。 ・伐倒方向に丸太があったらよけておく。上に乗って滑る危険あるため。 (大径木) ・バーが届かないような太い木では、受口の水平切りを伐倒方向に立って横に切る。 ・バーが届かない太い木は、伐倒方向に立って木に正対し、バー先端で受口の

    間伐の作業手順メモ(林産)

    間伐の作業手順メモ(造林)

    伐倒 (伐倒方向とつる) ・伐る前に伐倒方向、周囲、退避場所確認。 ・受口の方向は、幹が円いから、伐倒方向に出た所から切り始めれば、大体そっちに向く(斜め切りからやっていた)。 ・北欧式のガンマークを見ながら受口の斜め切りから始める方法は、切り株が高くなりやすい。県税では株高30cm以下と指定されている。 ・切株の高さは30cm以下と言っても、丸太を掛けなければならないから高めでよい。 ・木曽では、木を倒して、枝を払い、その枝を幹に乗せて養生して、そこを狙って次の木を倒す。

    間伐の作業手順メモ(造林)