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つい、一人反省介して失敗を引きずってしまうことありませんか?
ちなみに、私は一人サンセットはしますが、反省会はしません。
反省会は主観的、悲観的になりやすいので、やるなら仲間とフィードバック会をする方法をお勧めします。
集合天才Bootcampでも、毎回フィードバックの重要性に触れていますが、フィードバックは反省会ではありません。
フィードバックとは、コンティニュー(このまま続けてみては)とコンシダー(ちょっと考えてみよう)という、実行方法を変えるものです。
反省会はとかく「・・・すればよかった」という、単なる出来なかったことの裏返しです。
おそらく、次も同じ失敗します。なら、どうしたらいいのか。
やらなきゃいけないのは、「・・・・すればよかった」ではなく、「どうしたら・・・・できたのか」です。
つまり、改善方法をその場で考えてみる。
失敗の裏返しは、簡単だし、内省している感は味わえますが、次のチャンスには繋がらない。
夏休みの終わりに子どもが
「もっと、夏休みの最初から宿題を毎日やっとけばよかった(涙)」
と泣いているのとなんら変わりない。
何年たっても、結局、8月31日に親に怒られて寝れない状況は改善されない。
結局のところ、改善する気はないんです
今朝、6年前のFacebookのリマインドPostが上がっていて、はっとしました。
「自分の信念を捻じ曲げた結果、今みたいな事が起こる」
この時、大好きな友人が私に告げた言葉。
「軌道修正できそうなんだよね。通らなきゃ行けない道だったんだよ。」
失敗は、必要に応じて起きるものだし、その失敗をPIVOTさせる能力が大事なんだってことを改めて友人から教わった。
軌道修正=PIVOTは、失敗しなければ身につかないし、反省だけでは身につかない。
一回でうまくいくと思って動いてしまう人が多い。
一回で成功したら、リカバリプランを策定できる力もつかないし、成功にしがみつく(=アンラーニング)が起きやすくなる。
新規事業や商品開発、社内変革なんて失敗しないはずがない。
その失敗をどれだけ小さくして、常にリカバリできるかが重要なんだけど、なぜか忘れる。あと、初めての挑戦なのに、練習を怠って参加して、失敗した、不甲斐ないって声に出して言う。
何が不甲斐ないんだろう。
舐めてかかったこと?自分ならできるという過信?
どんだけ準備しても成功するとは限らない
外部セミナー登壇が多かった10年前。
セミナー資料の作成も、発表も何度も、同僚、パートナー、友人に練習聞いてもらって繰り返してた。
今はファシリテーターのことが多いけど、これも基本は何回も周囲に聞いてもらい、違和感や思考停止にならないかを試している。
日々、ひたすら訓練。それでも、本番に失敗することもある。
そしたら、次の開催までに再度、修正を行う。
そのためのサンセット(ミーティング)が肝。
「サンセットミーティング」という習慣がない
もちろん、ビジネス特性もあるかもしれないですが・・・・
受託事業が中心のSIerだった頃は、ロストした日はチーム全員でサンセットを実施する。
研究所時代も、ベンチャーでもサンセットは常にそばにあった。
次の別のお客さんでの提案で失敗したくないので、改善方法を考える。
反省会(・・・すればよかった)ではなく、次の企画では、どう反映させるかのみにフォーカスする。
同時にプロジェクトマネジメントの基本は、サンセットの細やかさだと思っています。絶対に予定調和でなんて進まない。リカバリプランを考える。
失敗して、その日は落ち込んでいいけど、
それよりは、サンセットでリカバリプラン考えた方が成功に近づくと思いますよ。