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ネタバレ「東の海神西の滄海」+「漂舶」

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記事「ネタバレいっぱい海神再読」をまとめました! 「十二国記」の「東の海神西の滄海」の感想文、全章に渡って全伏線を拾ったつもり。クライマックス八章2と続編「漂舶」の謎を解け!
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#成笙

ネタバレいっぱい海神再読 海神の謎に挑戦!

はじめまして。樹狐と申します。よろしくお願いします。 早速ですが、これから十二国記「東の海神西の滄海」(以下「海神」とする)のネタバレ再読感想文を始めます。 感想文といってもすごい長いです。各章の各区切りごと、ところによってはかなり長くなっています。あと海神の他の章のこととか、シリーズの他の話のこともでてきたりします。 なんでそうなるかというと、海神を綿密に伏線を張った精密機械みたいな物語と思ってるからです。ネタバレありありなんで、初読の方はシリーズを出来たら全部、最低「月

ネタバレいっぱい海神再読第六回 一章4.元州の怪しい噂

あらすじ:成笙登場。朱衡・帷湍・成笙と尚隆は元州を怪しむ ●成笙=酔狂 側近三人目の成笙は大僕、梟王時代は将軍だった。尚隆との馴れ初めは特に描かれず。 ①晩年の道を失った梟王に諫言したが聞き入れられず投獄され ②梟王亡き後も新王から赦免されるまではと、鍵の掛かっていない牢に五十年近く留まり続けた『剛の者』 …『剛の者』って褒め言葉で、常世の理としては正しいんだろうけど、王亡き後は荒廃の時代で、つまり妖魔が大量に湧いてる時に国内最強が牢に閉じこもっていたってことで。も