マネジメントスタイル
5月12日にコーチングプラットフォームの認定試験を受けました
合格発表はまだですが、コーチングの学びはひと段落しました
この一年は、マネジメントの課題を通して、沢山のことを学びました
自分の知らなかった自分のダメだった点を知ることができたこと
それを受けとめ、認めることで、自分自身が少しずつ変わることができました
マネジメントの課題も落ち着きました
何かが解決したというよりは、チームの問題が気にならなくなりました
チームも変わったと思いますが、それ以上に僕の見方が変わったのだと思っています
そうこうしているうちに、なぜか、人脈がすごく広がり、新しいステージに飛び出していけそうな予感がする
そんな一年でした
マネジメントの課題に向き合い試行錯誤していること、その中での気づきなどについて書いているこのブログ
うれしいことに、それを読んで、動物病院の院長仲間の1人がコーチングプラットフォームの学びの場に加わりました
投稿の間隔が開いていましたが、これからも発信を続けようと思いながらこのブログを書いています
今回のテーマは「マネジメントスタイル」について
僕にはスタッフ達と家族のように、密に関わるマネジメントはできません
仕組みを作って、トップダウンでスタッフを駒のように使うマネジメントは絶対に嫌です
でも、家族的な関わりというか、ウェットなマネジメントに憧れはありました
それを中途半端に目指していたことが苦しかったのかもしれません
試行錯誤のこの1年を通して、なんとなく、自分のマネジメントスタイルが固まってきたように感じます
うちの病院はトリミングサロンを併設しています
もちろん、トリマーチームのマネジメントも僕の仕事です
トリマーチームに対するマネジメントの方針はこの2つ
・頑張ったらボーナスで還元される
・こちらから介入しない
・基本的にはセルフマネジメント
具体的には
・月1回のミーティング
・2〜3ヶ月に1回の個人面談によるコーチング的な関わり
・何かあった時はその都度相談に応じる 求められたらアドバイスもする
そういうスタンスです
お金が動機というのはちょっと嫌なんですが、当事者意識を育むことができます
売上と人件費とその他の経費をきちんと共有し、トリマーにはそれを頭に入れて仕事をしてもらっています
うちの会社はティール組織を理想と考えていて、ピラミッド型の組織図ではなく、管理職のいない組織です
トリマーチームにもマネージャーや管理職はいません
でも、5名のトリマーがうまく役割分担し、うまく仕事をしています
ベテラントリマーの奥野は技術面の先生
ムードメーカーの古家がリーダー的な役割
しっかりしている出口がマネージャー的な役割
PCに強く、勉強熱心な原がセミナーでの学び共有したり、資料作りやプロモーションの役割
その4人で新人の中村を教育とサポートをしています
病院チームに対しても、そういう関わり、そういうマネジメントに少しづつ移行しています
そういう形に落ち着いたのは、ここ3〜4年間の試行錯誤があったからであり、その間にスタッフが育ってくれたからだと思います
4年前に「このマネジメントが正解だよ」と神のお告げがあったとしても、あの頃の自分、あの頃のチームにはフィットしなかったと思います
どのくらいの規模まで、このマネジメントをやって行けるかわかりません
会社が大きくなると、いつかはキャパオーバーになるけれど、そうなったら、その時にどうするか考えるつもりです
マネジメントの課題がひと段落し、ようやく、経営者の仕事ができそうです
これからは、世の中に対して、幅広いアンテナを張り、もっと多くの情報をキャッチしていこうと思います
経営やマネジメントに限定せず、幅広い教養を身につけていこうと思います
そうすることで、より精度の高い戦略立案ができると考えています
斬新なアイデアやイノベーティブなアイデアは、既知のアイデアの組み合わせによって作られるそうです
ゼロから創造するのではなく、パクって工夫すればいいということ
だからインプットの量に比例して、いいアイデアがたくさん出てくるはずです
僕はこれまで自分の直感を信じて戦略立案をしてきました
たぶん、僕は右脳派であり、データ分析やロジカルな思考は苦手です
直感に磨きをかけ、これからも自分のやり方で戦略立案していこうと思っています
その戦略をスタッフに相談する 数字が好きなスタッフに分析と評価をしてもらう そして、ダメな戦略はボツにし、採用する戦略の精度を高めます
そいう形にしていこうと思っています
そして、直感に磨きをかけるため、感性を豊かにしようとか、そのために、もっと自分らしく生きようとか、そのためにはどうすればいい?とか、そういうことも考えています
僕にとって、良い戦略立案のためには「インプット」と「直感」がキーワードです
長くなりそうなので、今日はここまでにします
次回は、直感と感性と自分らしさなどについて書きたいと思います