Enough is enough
こんにちは、KIKOです。
題名は、今日3月23日にカナダのジャスティントルドー首相がテレビで発表したスピーチの冒頭の方で出てきた言葉です。
【今政府が国民に求めること】
・人との間隔を2m以上あけること
・集団での集まりを避けること(=家にいてほしい)
もしこれから外れるような行動をとれば、自分だけでなく周りへのリスクをも高めてしまうことになる。今、まさに国民一人一人の正しい選択が求められる時である。
Enough is enough. Go home, and stay home.
This is what we all need to be doing.
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
私たちの家にはTVはないのですが、毎日のように首相が新しい声明を発表しているので、夫が仕事から帰ってきたら2人でYouTubeにあがったものを見るようにしています。
ちなみにYoutubeなら、難しければ巻き戻して聞き直したり、(追いついてませんが)字幕ONにしたり、速度を落とすと内容が理解しやすくなるので英語が苦手な人でも比較的わかりやすいと思います。
なんと言っても私にとって今日一番のニュースはEssential businesses以外は営業禁止にする発表でした。
遂に来たか、という感じ。
先週から夫の職場は縮小営業になり、その時点でかなりの同僚がlayoff(一時解雇)になりました。
今日の終業時点では会社側もかなり情報収集に混乱していたので『明日の朝にいくつかアナウンスするからとりあえず明日も出社して』だそうです。
政府がEssential businessesとNon-essential businessesのリストを作って明日発表する方針を出しているので、明日になればわかることですが、飲食店のデリバリー・テイクアウト、食料品店、病院関係の施設は間違いなくEssential businessesに分類されることは既にニュースにも書いてありました。
先週layoffから難を逃れた夫も、とうとう自宅待機の時が来るのか。彼の職場はEssential businessesにはきっと入らんだろうな…。
ここで夫が取り乱そうもんなら私もパニックだったと思いますが、こういう時の夫は前向きで明るい。本当にすごい。
『とりあえず紅茶入れてクッキー食べて一回落ち着いてみる^^?』
『明日会社行ってみないとわからないから、まだわかんないよ^^』
まあ、たしかに明日にならないとわからないので、続報を待とうと思います。
COVID-19関連で初めて政府の発表を聞くようになったのですが、公用語が英語とフランス語なので、首相は順番に2か国語を織り交ぜながらスピーチしていました。フランス語の時は英語の同時通訳が入るのです。びっくり!
もう一つ驚いたのは、今回の声明発表中に首相は義理のお父様のお誕生日祝いのメッセージを公共の電波を通して送られました。しかもこの時ちょうど首相はフランス語で話していたので、英語同時通訳の方もしっかり通訳されていました。笑
闘病中の義理のお父様にこの状況でしばらく会いにいけてないから…Happy Birthday!と伝えた首相。
日本だったら絶対にあり得ないし炎上しそうですが、個人的には少し肩の力が抜けて、笑ってしまった瞬間でした。カナダらしさでしょうか?
それでは、また!
追記:ニュースの内容は全て英語で読んだり聞いたりして得た情報で、私自身の英語力不足で多少誤りがあったり、表現不足なところもあるかもしれません。
その場合はご指摘いただき情報交換ができれば良いと思っていますので、どうぞよろしくお願いします😊
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?