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リアリストの考える国防
百田尚樹著『戦争と平和』を拝読した。
素晴らしい内容だった。
私は実は、百田尚樹氏の著書に触れるまでは、百田氏は極右の激しい人物だと誤解していた。
何て怖い人なんだろうと思っていた。
テレビや新聞上で、そのように印象操作されていたのだろう。
著書に触れること、何を話しておられるかを知ることで、メディアによる洗脳は解けていった。
百田氏の真意を知るまで、誤解していた自分を恥ずかしく思う。
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『戦争と平和』
私はこの著書の第二章を読みながら、涙が止まらなかった。
鼻水を拭きながら、ゴミ箱をティッシュでいっぱいにしながら、この部分を読んだ。
"第二章『永遠の0』は戦争賛美小説か"
何故、涙が止まらなかったのか。
それは、
戦争にうごめく人間の感情が心に突き刺さったからだ。
そして第三章。
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改憲派も護憲派も、とにかく多くの日本国民に読んで欲しい章である。
改憲派も護憲派も、目指す先は同じ、
"世界平和"
だということを、多くの若者に知って欲しい。
理論的に平和論を語っているのはどちらか。
リアリストとロマンチストのどちらが現実の平和に近いのか。
平和を守るため、どのような道を選択するべきか。
私は、改憲派として、若者にもこの本を伝えていく。
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百田氏は、50歳の時に小説家デビューされている。
私自身、その年齢に近づいている。
昔なら人生を終えるお年頃だった。
まあ、人の寿命など、"神のみぞ知る"だ。
少しでも、できることを。
日本人として産まれてきた子供たちのために。
現実的に、
自分ができることを、
考え、行動に移していきたい。
百田先生。
素晴らしい著書に、感謝申し上げます。