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彼らがいたから、今の私たちがある。

台風が涼しい風を連れてくる。
8月もあとわずか。
残暑と言えども、明らかに風が変わる時期。
夏の服装が好きな私は、いつも夏が終わる時に少しの寂しさを感じる。

この夏。
過激な開会式で物議をかもしたパリ五輪が開催された。
開会式だけではない。"多様性"を武器にした偽善が、世の中の当たり前の秩序を壊していくのを目の当たりにした五輪だった。
思い余ってXにポストしたところ、バズってしまった。一番驚いたのは私だ。
驚き過ぎて、たくさんの想いが渦巻いて、noteへの投稿が滞ってしまった。(と言い訳してみたりして汗)


このポストに関しては、様々なご意見をいただいた。コメントも、返信できないほど。
このポストの一言一言が、思考を凝らして絞り出した私の想い全てである。私は、このポストにいただいたコメントにアクションするのは控えた。

"どんな言葉を連ねても、伝わる人には伝わる。伝わらない人には伝わらない。"

そんな事案だと思ったからだ。

勘違いされている方もいたので、ひとつ言いたいこと。
このポストは、トランスジェンダーの方に対する差別意識ではない。
私は、この優勝した選手がトランスジェンダーではなく、生物学的にXY染色体を持っていることを知った上でポストしている。

肉体の違う者を、同じ格闘技の舞台に上げたIOCの判断を疑問視したところに真意がある。
"多様性"を履き違えると、社会に歪みが起きる。そのことを伝えたかった。


さて、つたないポストのことはこのくらいにして、私がこの大会で大きく注目したところ。
それは、卓球女子銀メダリスト早田ひな選手の会見での発言だ。

「鹿児島の特攻資料館に行って、生きていることを、そして自分が卓球をこうやって当たり前にできているということは、当たり前じゃないというのを感じたい。」

こんな若い世代が、こんなことを感じているなんて。。。
私はこの発言に涙が出そうになった。
そして、百田尚樹先生がYouTube生ライブでこの発言の素晴らしさを伝え、涙を流しておられるのを拝見し、私も鼻水が垂れるほど号泣した。
先人への感謝。
今の日本があるのは、彼らがいてくれたから。
命懸けで日本を守ろうとしたからだ。

だが、何故かこの発言が中国や韓国で炎上した。これらの国では「特攻は、日本の軍国主義がもたらした狂気」のように思われている。

それは、断じて違う。
彼らが戦ったのは、狂気からではない。

ここでも私は思うのだ。
"話しても通じる人と通じない人がいる。"と。
民族、国、人種関係なく。
通じる人には通じるという希望もある。


以前、ムスリムの夫に聞かれたことがある。
「日本にはアメリカも恐れた最高の部隊があったんでしょ?その名は"カミカゼ"」
夫は日本に関する映像をかなり観ている。

私は夫に言った。
「彼らは特攻隊だよ。彼らは戦闘機のもろとも、アメリカ軍の軍艦に体当たりした。彼らにも愛する家族はいた。それでも彼らが戦ったのは、この日本を守るという使命感から。彼らがいたから、今の私たちがいる。」

夫は、戦後の日本のこの凄まじい回復力、経済成長に相当驚いて、こんな言葉を発した。
(彼にとっては第三外国語が英語なので、文法が怪しい部分もあるが、そのままをここに)

「Japan suffered a lot and there were commons and the people were suffering, then after that Japan's conditions improved and it developed.Very interesting History.Japan has overcome all the problems and has become an industrial country par excellence.Many countries should take a lesson from Japan's story.」
(日本は多くの苦しみを受け、人々は苦しんでいました。その後、日本の状況は改善され、発展しました。非常に興味深い歴史です。日本はすべての問題を克服し、卓越した工業国になりました。多くの国は日本の物語から教訓を学ぶべきです。)

全く文化も宗教も違う国に生まれた人。
私は、夫の言葉に驚いた。
そして、日本の本質を知る外国人がいる。きっと他にもいてくれる。そのことが嬉しかった。

"話せば通じる人もいる。"

私は私にとって、唯一無二の外国人の夫に、日本の素晴らしさを伝え続ける。
この、ヤマト民族の歴史を伝え続ける。
日本のルールを伝え続ける。
ウザがられてもだ。
ビザが取得できたら日本に暮らす夫。
彼が、『日本』を知ってくれたら嬉しい。

永遠の0と重なるONE OK ROCKの「Fight the night」
私は夫にこの曲をすすめた。

私は、この曲を永遠の0の映像と重ねるといつも泣いてしまう。

百田尚樹先生も、
ONE OK ROCKも、
そして、早田ひな選手も。
決して軍国主義とか、戦争賛美とか、そんな想いで作品を残したり発言をされているのではない。

そこにあるのは、
先人への感謝。
そして、
偽善では語れない、真理に目を向けた、
『平和への願い』なのである。

通じる人には、
伝わってるから。


最後に、パリ五輪に出場された選手の皆様。
日本の国旗を背中に、戦ってくださった皆様に、敬意を表します。とても、輝いていました!

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