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詩「4月1日の凱旋門と7月3日の凱旋門」

「4月1日の凱旋門と7月3日の凱旋門」

初めてパリに降り立った。
私の住まいの近くには大きな大きな凱旋門。
「毎日見ることになるのか」
そんな思いでキャリーバックを引き指定された通りへと向かう。

足を踏み入れたらまるでそこは廃墟。
だれもそんなこと信じないと思うけれど。
凱旋門から徒歩3分に廃墟のようなアパートがあるだなんて。

いろんな思いを経験した。
理解されず辛いこともあった。
壮大な凱旋門も毎日見ていればなんとも思わなくなってくる。


そんな今日、
とあるムッシュが私に尋ねる。
「マダム、パリの生活はお好きですか」
私は冗談交じりにこたえる。
「ええ、とても。バゲットも最高ですし。」
意図が通じたのかお互いに笑みがこぼれ、
さようならと挨拶を交わす。

世間話が出来るようになったのは、フランス語を勉強したご褒美。
そんな積み重ねを作ってこの町に歩み寄ってゆく。

今日は良い日だったな。
そんな風に思いながらCharle De Gaulle étoille にて下車。
今日も帰宅時に凱旋門を眺める。

出来なかったことが出来るようになったとき、
凱旋門は息を飲む美しさである。

Audry, 03/07/2022 Paris

⁻⁻⁻⁻
NOTE
みなさんこんにちは☺
今日はこんな詩を書いていました。
Charle De Gaulle étoille は凱旋門のある駅です。地元の方や観光客でにぎわっています。

留学中、日本で一人で簡単にできていたことが出来なかったり、レジで何を言われるかわからないから震えが止まらなかったり、、、。
自信を失ってしまうことがあると思います。
勿論私もそのうちの一人。

でもきっと大丈夫です。
語学学校の先生がおっしゃっていた言葉をご紹介したいと思います。

「解決策は必ずある。たとえ最善でなくとも」

私たちはいつでも最善の解決策を見つけようと度量くすると思います。
しかし最善でなくても良いと思うのです。
後々私たちがした選択は最善の選択となって将来に生きてくると思います♡

私はこの言葉を聞いてとても心が軽くなりました。
もし悩まれている方がいらっしゃいましたら、気持ちが晴れますように…✨

凱旋門にエッフェル塔、定番ですがどんな景観にも映えて、気品があり、強く揺るがない二つの観光名所が私にとってはパワースポットです。私もそんな女性になりたいと心に秘めております。



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