見出し画像

占い師歴9年目 僕の【占い】に対する考え方

みなさま!
おはこんにちこんばんは!


今年で占い師歴 9年目 になります
きっくん ◯ 文字と帽子を観る人です!


今回はざっくばらんに
僕の【占い】に関しての考え方を書き連ねていこうかと思います。


自分なりの正しい占いの向き合い方や、
占いはこういうものであったらいいなということを書かせていただきます。
この記事を読めば・・・
あなたも占いで受けた鑑定結果が、
より腑に落ちやすくなったり、当たることも多くなるかも?


※始めにお伝えしておきますが、今回の記事はあくまで僕個人の見解であり
占い師としての経験も、たくさんの占いをされている大先輩方から見たら、ひよっこであることは間違いはないです。たくさんの考え方があるのは重々承知はしておりますので、考え方を否定をしている記事ではないということだけは予めご理解いただいた上でお読みいただけますと幸いでございます。


では始めていきましょう!


【"占い" の立ち位置ってなんだろう?】

画像7

僕は師匠から教えてもらった占術があったり、
高校の時の担任の先生から教わった占術があったりと
学生時代から幅広く占いの知識をインプットする機会がありました。
そこから、さらに独学で学んだり、
書籍で知識を深めてきたタイプの占い師です。


なので家系的に特殊な血が混じっているとかは特にありません。
ですが、師匠の修行では一部そのようなニュアンスの鍛錬もあり
勉強と一部修行を経て占い師をさせていただいております。



さてさて
皆さんにとって【占い】とはなんでしょうか?



人生を狂わされる物だと思いますか?
占いは人生をいい方向に変えてくれる物になりえるものだと思いますか?
ちょっと人生の息抜きになるものですか?


はたまた


未来はもう決まっていて、
占い師が物事を予知して当てられる物だと思いますか?
それともそんな不可思議な事は存在していなくて占い師が、
出てきた鑑定結果から言葉を紐解いて、お客様に合わせた言葉を伝えて背中を押したり、勇気を与えていく物だと思いますか?


僕の見解ですと
どれも当てはまる事柄だと思っております。


様々な流派があり、様々な占い師の方々が
師から技術を継承されたり、独自で学んだり、
そこから自分の弟子達に伝承をしていく。
これが繰り返されて技術が守られ、
たくさんの方々にその恩恵が広がっていく。


どんな形であれ、
占わせていただく人をプラスの方向に導くことができれば
僕は極論どんな鑑定でもいいと思うのです。

狂わない人生にするためにどうするか?
いい方向に転ぶためにどうするか?

それをうまく自分でコントロールできたら嬉しいですよね!


【占いの結果に関して】

画像10

そんな鑑定の結果が


当たる / 当たらない


これの決定打になる事柄は、
僕はほぼほぼ決まっているんじゃないか?
と思っております。


それは・・・

占い師は”結果の伝え方”
クライアント様であれば”鑑定の受け方”の
お互いの鑑定姿勢にかかっている。



ということだと思っております。

当たるということに近づきたければ
以下を守ってみることは非常におすすめだと思いますので
ぜひ読んでいただけますと幸いでございます。


【占い師側のスタンス】

画像8

まず大前提として
お客様の人生に少しでもお邪魔させていただいているという
意識をもち鑑定に望む事は絶対的に大事です。

人生を扱う仕事のため、
一つの言葉で人生を大きく揺さぶってしまいます。
なので鑑定結果をリーディングする時に伝える事に一線を引いてしまって、
伝えなさ過ぎてしまったり、
はたまた伝えすぎてしまったり、ということは避けていきたいところです。

過不足なく伝えることが大事です。

物事は等価交換の原則で回っていると思っております。
余剰分が出れば、その埋め合わせが自然とやって来ると思っております。


あくまで僕の過去の一例なのですが
僕自身、親友の鑑定を過去にしていた時に
親友から、かなり重い鑑定依頼を引き受けたのですが、
友人価格で受け、かつ納期も親友指定という

自身の主張なく全て受け入れてしまったんです。


そこで等価交換の原則が働きました。


親友は僕に対価を払わな過ぎた状況で
僕は親友にどうしても鑑定結果から全力で前に進んでほしいという思いから
迅速にかなり濃い鑑定をしました。(A4用紙24枚、納期は3日ほど)

数値で仮に言えば
僕は200を与え、親友は40ほどのリターン
基準を100として考えると
この時点で160の差が出てきてしまっているのです。
※あくまで数値は仮です。


さて・・・この160の差分は
どう現れたのか・・・


鑑定終了後に親友に連絡をしたんですが、連絡が繋がりませんでした。


親友の妹と幸い連絡が取れたので、連絡をしてみると
まさかの「入院」をしてるとのことで連絡を受けました。


対価が払われない状況・僕が鑑定を与えすぎた状態だったため
そのような形で親友に余剰分のナニかが降りかかってしまったのだと僕は考えております。


なので、そこから対価(無形でも有形でも)は
しっかりいただく事、
必要以上にモノゴトを与えすぎない事を
改めて認識し活動しております。


とまあ・・・
このようなのは、ほんの一例に過ぎないですが、
このようなことが起きてしまうことも0ではないので
占い師側の意識も非常に大事です。


上記の現象が起きるとするならば
占い師側が、逆にクライアント様から、
お金を取り過ぎていたり、鑑定内容を伝えなさ過ぎたり、伝えすぎたり
そもそもバランスが取れていないことがある場合は
自分にその原則が降ってくる可能性がありますのでご注意を!



そして、占い師は鑑定結果からの言葉で、クライアント様を
明るい道にも、暗い道にも導くことができると思います。


クライアント様は悩んでこられているので、
言葉に敏感に反応する方もいらっしゃいます。
そこをしっかり踏まえた上での、クライアント様の温度感を読み取り
適正な態度で鑑定をしていきましょう。


【まとめ】
・人生に足を入れさせていただいていることを忘れない。
・等価交換を意識する
・クライアント様の温度感を読み取り、適切な言葉を紐解く。


占い師側のスタンスはこちらで以上になります。


【クライアント様側のスタンス】

画像11

さて、クライアント様の姿勢ですが
まず最近僕が強く思うこと
「占い師は、予言者ではない」ということを認識することです。

占い師は予言者ではないので、未来予知をしているわけではありません。
出てきた鑑定を元に物語を紡いで一つの作品を作っているような感じです。

未来予知ではなく、未来構築をしているという表現が適性だと思ってます。
実際に未来予知をしているスタイルを取られている
占い師をされている方がいましたら大変申し訳ないです。
でもそれがあるとすると、世の中ががごちゃごちゃになってしまうと思うので・・・(まだ僕の知らない世界もあるとは思いますが・・・)

僕の勝手なニュアンスですが、
未来予知は予言者がする。
※未来はこうなる!という断定要素が強い

未来構築は占い師がする。
※こうしていけば未来がここにつながっていく可能性が高い。
曖昧な要素が強くはなるが、道筋はできる。


なので占い師から鑑定してもらう場合は、
基本的には「鑑定で出てきた言葉」
人生を彩るエッセンスとして考える姿勢が大事だと考えます。

「占い師なんだから先が見えるんだろう?」
「言った通りにしたけど全然うまくいかないじゃないか!」
「なんでわからないんですか?」

占い師でもありますが、
僕たち、私たちはあくまでも人です。

行動を”選”択するのは、
クライアント様自身であり、それに起こる事象は全て自己責任です。

占(セン)術を用いて、選(セン)択する。
他責にしてはいけない、自分のお尻は自分でふく。
その覚悟を持ちながら選択をしていきましょう。

【”セン”の言霊の紐解き】

"セン"という文字には以下の言霊があります。


セ・・・引き受ける
ン・・・掛かる音の意味を強める


「「引き受ける」という言葉の意味合いが強くなる(直訳)」です。

このことから

占い師は、相手の人生を一時的に引き受け
責任を持って言葉を紡ぎ出す。

クライアント様は出てきた言葉を引き受け
責任を持って行動を選択していく。

ここがキーとなってくるのです!!

【まとめ】
・占い師は予言者ではない。
・「当てて?」「当たるでしょ?」ではなく、導かれに行く姿勢を持つ。
・「占(セン)は 選(セン)」と捉える。
・等価交換を意識する

クライアント様側のスタンスはこちらで以上になります。


上記にも書かせてはいただいたのですが
選択をしていくことは確かに大事なのですが
選択肢を膨大にしていく事にも気をつけていきましょう・・・

「山水蒙」の卦辞

画像12

「易経」の卦である「山水蒙」の卦辞に


初筮(しょぜい)は告ぐ。
再三(さいさん)すれば涜(けが)る。
涜るれば告げず。

というものがあります。

真剣に問えば天は必ず答えてくれると、その答えが気に入らないからといって、何度も鑑定を繰り返せば、それは天を冒涜することになる。
そうなればもう二度と答えない。

ということです。

色々な人から一つの問いに対して言葉をもらうことは
判断指標を増やす意味ではいいかもしれない

ですが・・・

Aの鑑定では「前に進め」と言われた
Bの鑑定では「今は現状維持」と言われた
Cの鑑定では「それは諦めた方がいい」と言われた
こうなったらあなたはどうしますか?


どの言葉も一歩を踏み出させるような言葉の
変換はもちろんできます。

しかしながら、
このような複数の指標の言葉が
判断を狂わせ、悩みが増える可能性もございます。

占い師同士でも、鑑定内容に歪みが生じるので
あまり、好ましくない状況ですよね・・・


鑑定結果が相反したものが出てきたら
内容が反発しあってしまい
クライアント様は、方向性が多角化されすぎてわかりにくくなる
だから未来構築がしにくくなり
結果的に「当たった」という状況には陥りにくくなると思うのです。

同じ鑑定内容を複数人の占い師から受けることはおすすめしませんが、
それでも受けたい・・・ということならば、
一つの軸の鑑定結果を決めて
その結果の言葉に芋づる式で解釈をしていくことは
まあ百歩譲っていいかなとは思います・・・

ですが、やっぱり占い師の方も真剣に
向き合ってはいると思いますので、
その紡いでもらった言葉も
しっかり噛み締めていくのは大事だと思っております。

とりあえず悩んだ時に
この人の言葉を聞きたい!”っていう人を考えておくと
前に進みやすくなる可能性が広がると思います!

通っていた美容室の指名する人が決まる感覚に近い気がします。
この人は人気だから!とかはあるかもしれないですけど、
あなたにあった言葉をくれる鑑定師がいます。
人気でも人気じゃなくても、

1個の悩みで、1人の占い師に聞いてみて
心地よかったら、次の悩みはその人に聞いてみる。

ちょっと刺さらないとなった時には、
別の悩みを別の占い師に投げかけてみる。

そうしていくことで
自分自身にしっかりフィットした言葉を紡いでもらえる
占い師に会えていくと思いますよ!

是非【占い】の向き合い方を改めて考えてみると
面白いかもしれないですね!


【さいごに】

画像13


僕も「占い」という根本的な歴史背景なども
まだまだ勉強していく必要はありますが

「占い」というツールと正しく向き合い
正しく認識し、素直に実行していくことで
誰もがいい方向に転びやすくなるよ思うんですよね!


世の中の占い師の方々は色々な経緯があって
占い師になられていると思います。
悩みを聞いていくということは、誰かのためになりたい
ということが根本にはあると思いますので
たくさんの占い師が正しく「占い」を用いて
たくさんの人の背中を押せるような
環境になっていったら僕はとても嬉しく思います。


大変長い記事でしたが、
ここまでお読みいただいた方
誠にありがとうございます。


【各種SNS 是非フォローしてください!】

スクリーンショット 2020-05-08 16.51.08

スクリーンショット 2020-05-08 17.01.18

スクリーンショット 2020-05-08 17.17.42

スクリーンショット 2020-05-08 17.58.44

これからLINE@登録後トークの方にトークの方に
【お名前(ニックネーム)】【お悩み事】をお伝えいただければ
鑑定の割引案内コードの提供と1回の鑑定を無料"で受けられます!
是非ご登録よろしくお願いいたします!

※1回の鑑定は簡易的な鑑定になります。
1つの問いに対してメッセージを送る形で対応させていただき
鑑定内容に関してのご質問はご対応できかねます。



ここからは・・・

【この記事を書くに至った経緯を書いていきます! (有料) 】

ここから先は

2,688字 / 3画像

¥ 480

サポート費用は、鑑定の学習に使わせていただきます。より多くの人の背中を押せるように自身の学びを絶やすことなく活動させていただきます。是非よろしくお願いいたします。