おうちで旅行気分:トルコ今昔物語
前回、ツアーの経路を忠実に再現したあのトルコツアーから切り出しネタです。
2008年にツアーでトルコを訪れて早10余年。成長凄まじいトルコの今を当時撮影した膨大な写真と比較してみます。比較と言ってもこのご時世現地にそうやすやすと足を運べるわけではありません。でも我々は旅行気分になれる武器を持ってるじゃないですか。そう、Googleストリートビューです。
整理すると、2008年に撮影したのと同じアングルをGoogleストリートビューから探して何が変わったかを比較しツッコみを入れるという企画になります。
ツッコミながら何が見えてくるか、楽しみです。。。
①ベルガマのアクロポリス
古代ギリシャ時代の都市ですね。アテナイのアクロポリスが有名ですが、ベルガマにもあります。2008年当時は丘の上までバスで登るしかありませんでしたが、Googleストリートビューを見ると今はケーブルカーで登れるようになっているそうです。あの雄大な景色をケーブルカーで登ってみたいですねー。
土産物屋さんはテントは変わりましたが、配置は変わりないようです。
②車窓のホテル
続いては、木馬で有名なトロイとベルガマの間に位置し、ツアーバスの車窓から見えた1軒のホテルに注目です。(超マニアックw)
2008年当時は緑も少なく素っ気なかったのですが、2019年を見ると少し明るい印象に。というか、4階が増築されています!!
増築ってそんなに簡単でしたっけ!?まぁまぁ、儲かってる証拠ってことですよねー。
③ベルガマのレストラン
ツアー中、3日目にお昼を食べたレストランです。
ちょっとコショウが効いたジャガイモスープが印象に残っていますが、そんなレストランも今は廃業しているようです。
半地下のような空間で暗かった印象ですし、入口も物品が散らかっていてあまりいい空間でなかった記憶です。(当時からあまりやる気がなかった?)
④クシャダスの離島
ツアー4日目に、トルコのリゾート地であるクシャダスから突き出た島に続く道です。クシャダスは欧州全土から避暑地として訪れる人が多く、なかでもドイツ人が年間100万人も来るそうです。(ツアーガイド談)
当時は舗装もボロボロ、壊れた船が係留されていて未整備でしたが、2019年になると舗装も柵も整備され観光地らしくなっています。
向こうに見える城壁もグレードアップしているように見えます。トルコ政府だか自治体だが分かりませんが、観光に力を入れようとしていることは明らかですね。
⑤アンカラのアンカラ城下広場
首都アンカラにある、古代ローマ人が築いたとされるアンカラ城の登り口付近にある広場です。2008年時点では殺風景でしたが、2018年を見ると路面がデザインされ、車両も排除されているように見えます。建物はほぼ変わっていませんが、道路のデザインと規制だけでここまでスッキリする例と言えるかもですね。
⑥アンカラのアンカラ城土産屋通り
続いて、⑤の近く、アンカラ城の土産屋通りです。2008年時点ではボロ家が連坦している感じでしたが、2018年を見ると建物のファサードに統一感が出ています。でも店の前に物がはみ出てるとこはあまり変わらないですね。そこまでの規制はしてないんだと思います。
⑦サフランボルの街なか
ここで、奇跡が起こりました。
サフランボルのストリートビューを見ていると、旅行当時の写真に写っているおじさんが同じ場所にいるのです。服装も体系もそっくりなので間違いなく同一人物です。元気そうで何よりです。ですが、交差点の植え込みに設置されていたサフランの花のオブジェが無くなってしまい、心なしか悲しんでいるようにも見えます。
⑧イスタンブルのビュースポット
続いて、東洋と西洋が交わる交易都市イスタンブルです。イスタンブル新市街を見渡す高台からの景色を比較しました。少しアングルが違うので単純比較がしにくいですが、ビルの数は確実に増えてるようですね!トルコの発展が窺える一枚です。
⑨イスタンブルのガラタ塔商店街その1
ガラタ塔です。長友が赴任して有名になった、あのガラタサライのガラタです。10年間で一見大きく変化はありませんが、軽トラがいなくなり歩道と車道の境目が曖昧になったことに注目です。ガラタ塔周辺は政策により車両流入制限が強化されたようで、以前より歩きやすい街なかになっているようです。
⑩イスタンブルのガラタ塔商店街その2
最後もイスタンブルのガラタ塔商店街です。一見、全く異なる場所のようですが、階段のデザインを変えただけで街の雰囲気はだいぶ変わるという例とも言えます。ただ、路上販売の文化が変わらなければ残念な感じになるとも言えますね。
総括
・・・ということで、適当な思いつきで整理してみましたが、総括すると、全体的に街は発展し賑やか且つ綺麗に整備されつつあるようですが、生活する人々のモラルや深層意識も一緒に変えていかないと、得てして微妙な感じになるということが共通点として言えるような気がします。
次の10年でトルコがどう変わるか、楽しみにしたいです。
それでは、ギュレギュレ!
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