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はじめに。発達障害の息子が大人になったので。

目線が合わない。
言葉が出ない。
ぐるぐる動き回ってる。
他人に興味がない。
教室に座っていられない。

20数年前はまだ「発達障害」なんて言葉も聞き慣れず、親も行政も手探り状態。

発達障害ってなに?

個性の範疇?
普通とそうじゃない境界線って?

noteを初めてみようかな?と思ったのは、あんなに濃い日々のちょっと変わった子育てが実感として少し遠くなりつつある今、記録として残しておきたいなと思ったからです。

子供が小さい頃は自分でHPを作って日記を書いたり、mixiに綴ったり、ブログに移行したり。子育て日記として日常の出来事を書いていました。

当時は「息子が発達障害」という目線では書けませんでした。書かなかった。
あくまで特性は息子の一部でしかなく、親の私が勝手に彼の特性を世界に発信する事に違和感がありました。

現在息子も大人になり社会人◯年目。振り返ると息子が社会人になるまで全ての私の時間を捧げ、全力で並走してきたなぁと。
よく頑張りました、私。(ホントにね)
息子も小さい頃からは想像もつかない程成長してくれました。ありがとう。

苦労も多かったけど驚きと喜びもいっぱい。様々なアプローチやいくつかのターニングポイントも乗り越えて、社会という大海原に送りだす事が出来ました。

息子の"生きづらさ"を知り、どう寄り添うべきか。どこに躓きがあるのか。親の我々に出来るサポートは何か。

過去を振り返りつつ、書いていきたいと思います。

社会人になった子虎

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