見出し画像

海外旅行先でコロナに罹って帰国できなくなった話(1/2)

※2022年10月時点で書いた記事です

コロナで2年延期していた新婚旅行。
今年こそはと、8月お盆前後お休みを取って2週間の楽しい旅行のはずが、コロナ陽性になってしまい8月のほとんどをギリシャで過ごす羽目になってしまいました。
今年9月7日からは陰性証明書提示も撤廃になったので、同じ状況に陥る方はもういないと思いますが、ネタとして、または、旅行先で病気や怪我をした誰かの参考になるかもしれないと思い、書き綴っていきます。

経緯

今年の夏はやっと海外渡航解禁。2年前に結婚したもののコロナ渦でずっと延期していた新婚旅行として、夫婦でクルーズ旅行を決行。
東京からギリシャに飛行機で移動し、ギリシャ首都アテネ発着7泊8日間の船旅に。
ミコノス島やクレタ島、トルコのエフェッソスなど、ギリシャの島々と遺跡を巡りました。クルーズでめちゃくちゃいい経験ができたのと、日本語の情報やブログも全然ないので、別の機会に書こうと思います。

症状が出始めた

ギリシャについてクルーズ旅の途中で咳が出始めたけれど、旅行中はいつもと違う生活で体調を崩すこともあるのと、生活に支障ない程度だったため、いったん咳はなかったことにして観光を続行。(ごめんなさい)
2022年8月時点では出国(飛行機に乗る)72時間以内にPCR検査を受け、厚生労働省指定のフォーマットによる陰性証明の提出が必要。
クルーズ船を下りるタイミングでPCR検査を受け、見事夫婦二人で陽性確定。そのまま下船してホテルへ直行。隔離生活の始まり。
※日本でコロナに罹ったことがないので日本の場合と比較ができないので一般的なことと重複するかもしれないですが、悪しからず。

海外でコロナ陽性になってやったこと

1.保険会社(海外旅行保険)へ連絡
2.帰りの航空チケット変更
3.大使館へ相談
4.ホテルの対応
5.勤め先の上司へ連絡
6.携帯電話(通信料)

1.保険会社(海外旅行保険)へ連絡

普段はクレジットカード付帯の海外旅行保険だけだが、こんなご時世なので、渡航する直前に空港で念のために保険に入っておいた。一人1万円で少々高く感じたが、結果的に入って本当によかったと思う。
私の入っていた保険では、コロナ(感染症・怪我など)治療により滞在延長となった場合は以下を負担してもらええる。
・航空券変更手数料
・ホテル延泊代
・治療費(陰性になるまでのPCR検査代含む)
・身の回り品の購入(限度額5万円)
・治療時の通訳代

食事代などは自腹なので、手放しで喜べるわけではないけれど、ホテル延泊は馬鹿にならないので、とても助かりました。
治療時の通訳代なども出る一方、対象外の費用もあるので、何が対象か余裕が出たタイミングで保険会社によく確認しておくとよいと思います。

※帰国後に分かったことですが、エポスカードゴールドであれば、上限金額は違えど同じ保険がついていたので、わざわざ保険に入らなくてもよかったかもと思いました。このご時世なので、旅行行く前に見ておくとよいと思います!

2.帰りの航空チケット変更

当時は、陰性証明がない限り渡航できない、かつ、帰国が二日後に迫っていたため急いでカスタマーサービスへ電話。
コロナ陽性での渡航日変更は、先方も手慣れた様子。
予約していたトルコ航空の場合は、電話に加えてHPから問い合わせフォームも送ってくれとのことだったので、航空会社のHPからフォームを記入し送信。トルコ航空は、コロナ事由の場合は変更料は無料でした(2022年8月時点)

3.大使館へ相談

とりあえず現状を伝えてどうすればいいか相談。
ギリシャの場合は、検査日を0日目として、5日間の隔離。それまではホテルなどで隔離し、6日目に再検査するようにと指示をいただきました。
病院やPCR検査のアドバイスもいただきました。
ギリシャのPCR検査は検査後、24時間後にメールでの結果通知、翌営業日に証明書発行(再度検査場訪問が必要)
ギリシャは基本日曜休み、隔離期間終了が土曜日のため、最短土曜に検査を受けても翌営業日の月曜日にしか陰性証明はもらえないというトラップがあるので最速で帰れるわけではない。要注意。

また、隔離期間終了後、健康だけど一向に陰性にならない場合には、陰性照明の代替となる「領事レター」というものを発行してくれるそう。医師の診断書などが必要になり、発行までに数営業日かかることから最悪の場合の切り札として考えておくようにと言われました。

あと注意点としては、隔離期間の証明として保険請求の際に「大使館の指示」と伝えるとスムーズなので、なるべくエビデンスを残してもらうのがよいです(メールなど)

毎回電話するといつも同じ担当者が電話に出てくれ、電話中に何度か席を外されたりもしていたのですが、来客がある都度対応していたと。旅行者の問い合わせはすべてお一人で担当されているのではないかと思いました。ほんとに頭が上がりません。

その他

長くなってきたので、次回に続きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?