【料理記録】タケノコの土佐煮
私の実家の裏手には山がありまして、そこの竹林から春になるとタケノコが頭を出します。
田舎あるあるですね。
幼少の頃からこの時期になると、祖父がツルハシを片手にタケノコを掘ってきます。
山は集落の入会地のようなものなのか、確実に自分の家の土地ではないのですが、家によって掘っても良い箇所が暗黙の了解となっているようです。
その掘っても良い箇所は、どうやら祖父でないとわからないみたいですが笑
完全に頭を出したタケノコはもう硬いので、もはや頭が出てないレベルのタケノコを地面の盛り上がり具合で見つけ出すことを教えてもらったものです。
祖父が大量に掘り起こしてきたタケノコは、祖母によって庭先で皮を剥がれ、金物屋に売っているようなデカい金色の鍋で米糠と一緒に茹でられアク抜きをされます。
この時強烈な臭いが家中に蔓延するため、幼少の私は、家から抜け出して避難していました。
先日、仕事終わりに2週間ぶりに実家に顔を出した際、アク抜き処理済みのタケノコを1本分お裾分けされましたので、冷蔵庫の中で変色しないうちに料理してみました。
シンプル和風に土佐煮にしてみました。
土佐煮ってタケノコ以外にあまり聞かないですが、ゴボウやフキでも土佐煮をするようです。
味付けは適当でしたが、妻には丁度いいとお褒めの言葉を頂きましたのでヨシ。
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